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Kleisli Triple
モナドと同値になる
クライスリトリプルとモナドは互いに変換可能
インフォーマルな定義はKleisli Tripleの定義の図的理解に書いたmrsekut


定義
前提として圏\mathscr{A}と、その対象A,B,TA,TBが登場人物
3つ組(T,\eta,(-)^*)
関手T:\mathscr{A}\to\mathscr{A}
自然変換\eta
これは射の族\{\eta_A:A\rightarrow TA|A\in \mathrm{ob}_\mathscr{A}\}
写像の族(-)^*
これは、射f:A\to TBから、射f^*:TA\to TBを与える操作
ちゃんと書くと\{(-)^*:\mathscr{A}(A,TB)\to \mathscr{A}(TA,TB)|A,B\in\mathrm{ob}_\mathscr{A}\}
この3つ組(T,\eta,(-)^*)が以下を満たすとき、クライスリトリプルと呼ぶ
f^*\circ\eta_A=f
\eta_A^*=\mathrm{id}_{TA}
g^*\circ f^*=(g^*\circ f)^*


f^*\circ\eta_A=f
等式の = は、この図が可換になることを言ってる




\eta_A^*=\mathrm{id}_{TA}
①のf\eta_Aを代入したものが②になる
等式の = は、この図が可換になることを言ってる



g^*\circ f^*=(g^*\circ f)^*
等式の = は、この図が可換になることを言ってる
図で表しづらいので、同じものを表す箇所を緑でなぞっている
緑の矢印と、括弧の中身の部分が同じものを指す