万能述語
一般的には、「k変数\Sigma_n述語を枚挙する述語」というように言うらしい
①用の万能述語と言えば、
万能関数 comp
のこと
①\cup②用には、\Sigma_1万能述語がある
というのが繰り返し存在する
\Sigma_n述語全体には、\Sigma_n万能関数が存在する
これをE(p,\vec{x})とすると
E自身は\Sigma_n述語
適切なpを代入するとどんな\Sigma_n述語の役割も果たす
定理
nを1以上の任意の自然数、kを任意の自然数としたとき以下の2つが成り立つ
(k+1)変数の\Sigma_n述語E^{\Sigma_n}_{k}が存在して以下が成り立つ
k変数の任意の\Sigma_n述語Aに対して
自然数pが存在し、
Aは、A(\vec{x})\iff E^{\Sigma_n}_{k}(p,\vec{x})と表せる
このE^{\Sigma_n}_{k}のことを「k変数用の\Sigma_n万能述語」と言う
(k+1)変数の\Pi_n述語E^{\Pi_n}_{k}が存在して、以下が成り立つ
k変数の任意の\Pi_n述語Aに対して
自然数pが存在し、
Aは、A(\vec{x})\iff E^{\Pi_n}_{k}(p,\vec{x})と表せる
このE^{\Pi_n}_{k}のことを「k変数用の\Pi_n万能述語」と言う
要は
万能関数 comp
の
\Sigma_n版と
\Pi_n版
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任意の\Sigma_n述語A(\vec{x})を、E^{\Sigma_n}_k(p,\vec{x})で表せる