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COVID-19のワクチン

>Nature は今回、8つの図表を読み解き、2021年のCOVIDワクチンの成功、失敗、影響について解説する。

>新型コロナワクチンについて、接種が始まった海外の状況を含めて紹介しています。
> 医療従事者かつ「男性・高血圧・肥満」の三冠王くつ王は接種待ったなしですが、接種するかどうかは個々人でリスクとデメリットを考えて決めるようにしましょう。
> アレルギー反応についても詳しく解説されています。

>研究チームは、ほとんどのシナリオにおいて、60歳以上の人々への接種を他の年齢層よりも先に実施することで、最も多くの人命を救えることを発見した。しかし、感染の拡大を最小限に抑えるためには、国は若い年齢層を優先すべきであることを、その分析結果は示している。

原文:Nature (2020-10-22)
>ワクチン候補は既に180を超えた。そのうちの42は、この原稿の執筆時点で、ヒトでの試験が始まっている
>承認されたワクチンでも、分かっていないことはたくさん残っている。例えば、
>あるワクチンの有効性が他のワクチンよりも高いかどうか
>ワクチンは別のワクチンとの比較ではなくプラセボとの比較に基づいて承認される。従って、承認直後の時点では、感染予防効果や免疫誘導能をワクチン間で比較できるようなデータは存在しない。
>重症化のリスクが高い人々にも有効かどうか
>ワクチンでウイルスの伝播や重症化を防ぐことができるかどうか
>免疫はどのくらい持続するのか
>信条や不信感、あるいは誤った情報によって予防接種をためらったり拒絶したりする人々がどのくらい出てくるのか
>そうした不確定事項があったとしても、公衆衛生当局はどのワクチンを誰に、いつ、どのくらいの頻度で接種するかを決定しなければならない。また、人々は予防接種を受けるかどうかを決断しなければならない。
>集団免疫を達成するためには、ワクチン接種率を60%以上に、おそらくは70%以上にまで上げる必要がある。
>一般に、ワクチンが最も有効なのは健康な若年成人であり、高齢者の有効性は低い。高齢者にインフルエンザや帯状疱疹などのワクチンを接種する際には、投与量を増やしたり、免疫誘導能を高めるためのアジュバント(免疫賦活剤)を添加したりといったことが行われている。


ニュースが随時まとめられている
ワクチンができるのは2020年末か21年初頭の見通し
>アメリカ・トランプ政権の新型コロナウイルス対策チームのファウチ博士は7月31日に開かれた議会下院の公聴会で、ワクチンについて「ことしの終わりか来年のはじめに完成するというのは夢ではなく、現実的な見通しだ」と述べ、開発は順調に進んでいるという見方を改めて示しました。
2020/8月時点で候補は29種類
>現在ヒトでの臨床試験が行われている候補29種類のうち、9種類がCOVAXファシリティの対象となっている
2020年7月28日 治験が第3相までいっているのがある
>NIH=アメリカ国立衛生研究所と製薬会社「モデルナ」は、開発中の新型コロナウイルスのワクチンが最終段階にあたる第3段階の臨床試験に入ったと発表しました。


4/26までの図解
治療薬の方策

国内で利用されている薬
一般名販売名販売元薬効対象
レムデシビルベルクリーギリアド・サイエンシズ抗ウイルスエボラ出血熱
デキサメタロンデカドロン日医工などステロイド重症感染者
ファビピラビルアビガン富士フィルム、富山化学抗ウイルスインフルエンザ
シクレソニドオルベスコ帝人ファーマステロイド気管支喘息
ナファモスタットフサン日医工蛋白質分解酵素阻害急性肝炎
カモスタットフオイパン小野薬品工業蛋白質分解酵素阻害急性肝炎
イベルメクチンストロメクトールMSD駆虫薬腸管糞
トシリズマブアクテムラ中外製薬、ロシュ抗IL-6R抗体関節リウマチ(免疫系の制御)
バリシチニブオルミエント米イーライ リリーJAK阻害関節リウマチ(免疫系の制御)

開発中の薬剤
薬剤名種類開発会社状況
バブラニビマブ抗体イーライリリー米EUA
カシリビマブ/イムデビマブ抗体カクテルリジェネロンロシュ米EUA
CiVIg-19免疫グロブリン武田薬品工業/CSL、ベーリングP3
AZD1222抗体カクテルアストラゼネカP3アメリカ
VIR-7831抗体GSK ビルP3
VIR-7832抗体GSK ビル
MK-4482低分子メルクP2
VIR-2703核酸医薬アルナイラム、ビル
抗体医薬抗体医薬アッヴィ
抗ウイルス低分子ファイザー米EUA(2020/12/12)アメリカ・ドイツ
ビオンテックアメリカ・ドイツ
塩野義製薬日本
アンジェス・大阪大学日本
オンコリスバイオファーマ
ペプチドリーム
モデルナアメリカ
Johnson & Johonsonアメリカ
カンシノ・バイオロジクス中国
シノファーマ中国
サノフィ
グラクソ・スミスクライン

>世界では29日現在で17種類のワクチンについてヒトでの臨床試験が行われています。このうち少なくとも5種類が第二段階に進んでいて、中には年内か来年の早い時期に生産を開始できるとする見通しを示している企業もあります。
上昌広「ほとんどのワクチンが失敗すると思います」


BCGに予防効果なし説

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>オーソの抗体検査薬は、陰性のものを正しく陰性と判定する「特異度」が100%
>ビトロスAnti-SARS-CoV-2 Total抗体検査試薬キット(COVID-19 Total抗体検査試薬)」は、感染初期にウイルスが体内で増殖している際に同時に出現するIgM抗体を含む全ての抗体(IgAIgMIgG)を検出する
>「ビトロスAnti-SARS-CoV-2 IgG抗体検査試薬キット(COVID-19 IgG抗体検査試薬)」は、感染後期から出現するIgG抗体のみを検出する。