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7日間でマスターするレイアウト基礎講座
パラ見して「作例が古い」と感じる
読み終わった感想 たしかに作例は古臭いが、タイムレスな哲学があった


レイアウトを決定づける要素
様式 7割
→誤った様式を選ぶと、意図した見え方にほぼ間違いなくならない
形の整え 3割
様式ほど、見た目の印象に影響を与えない。地味な作業
様式を選んでから(1-4日目)、形を整える(5-7日目)


様式
様式は視覚度
視覚的インパクトの強さ(感覚値)
訴求度。印象の残りやすさ
視覚度が高い:人間の顔、猫の顔
人間の顔はモチーフの訴求度が高いので広告で多用される(食べ物や薬のCMなのに人間が写っているのはこのため)基素
視覚度が低い;細かなモチーフが小さく写っているもの
逆に、ごちゃごちゃしているものをスッキリ見せることができれば視覚度は高まる基素
余白の整理
図版率
文章に対する図の割合
ジャンプ率(2日目)
標準的なサイズのものから、大きなサイズのものが何倍か
文字のジャンプ率
大きい:元気
小さい:上品
図のジャンプ率
一番小さな写真から、大きな写真は何倍か
大きい:
文字とは違って、元気になるとはかぎらない。静かな写真は大きくなる表示すると静けさを強調する。写真が持っているメッセージを増幅する
大きいものをより大きく、小さいものを小さくすると、主従がはっきりしてスッキリした画面になる
小さい;
意図にあったジャンプ率を選べ
グリッドに沿うように整列されているかどうか
高い→理性的、男性的、堅い、おとなしい、厳粛
低い→女性的、自由、活気
高くする方法
角版を多用する
低くする方法
切り抜き版を多用する
グリッド拘束から外れたレイアウトは難しい
例:女性向け情報誌は男性向け経済誌よりグリッド拘束率が低い
グリッド拘束率の効果的な使い分け
版面が用紙に占める割合。大きいとマージンが小さい(余白が小さい)
高い→情報がたくさん
低い→上品
構成の3原型(4日目)
左右(天地)揃え・後ろ成り行き
普通・合理的
左右天地揃えより、後ろなりいきの方が自然型に近い
センター揃え
上品・格調高い
自然型
自由・元気
基素作例がセンターと自由でわかりづらい(どっちともいえそう)という印象
自由形は基準線がないので難しい
書体
文字の大きさ
大きいほど元気
書体の太さ
太いほど元気。力づよい
細いほど繊細・都会的
都会的という言葉と繊細というイメージのカテゴリが自分の中で一致しない基素
メッセージにふさわしい書体を選ぶ
実用的なシーンでは優美さのある明朝体より、装飾性を避けたゴシック体
文字のイラスト化

形を整える(造形)
主役をはっきりして、余白を整える(5日目)
余白があると形を整えられる
余白があると隠れ主役を目立たせることができる
準主役は主役からほどよく離す
グループ化(6日目)
形を整理して余白をスッキリさせる
基素余白の形が複雑だと見づらい
曖昧は不安
図と文のグルーピングを明確にする
写真や文字の高さ、図の始まりを揃える
流れは意図を持って設計する
横いならべた文字と縦に並べた文字を並べると流れがぶつかる
広い余白は主役の領地
四隅に形を置くと画面が安定し、格調高くなる
版面線にそってレイアウトする
クイズ
Q1 Aを選んだ
理由は上部が下部と同様の反面マージンになっていないから
実際はCなのだが、この余白はロゴを強調しているように感じたので「何のための余白かわからない」という説明に納得ができなかった
Q2 Dを選んだ
タイトル部が全体的に長方形になる形だからこれにした
右上にロゴがあり、おさまりがいいのはDだと思うが、流れを意識しているのは確かに解説の通りCだ

7日目
リズム
繰り返す
基素これは図面のジャンプ率ではない?
アクセント
一部だけかえる
プロポーション
正方形は理知的
バランス
基準がないので作例で説明している
基素時計の作例は余白がなくて上品さが失われている
図面が大きすぎたりするとバランンスが悪い
融合 複数ページに同じモチーフを反復すると関連付けされる