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1つのルールにみんなが最適化したら多様性が減る
羅針盤なんて 渋滞のもと 熱にうかされ 舵をとるのさ
きただにひろし ウィーアー!

女児向けデザインがピンクばかりである事情
女児の多くはピンクが好きなので、女児向けのものはピンク色で作られる
色の好みは先天的か後天的かの議論がありそう
子供の「好き」はどう作られるかという視点
「すべてピンク色」なので一見すると多様性がないように見えるし、実際そう
しかし、それが売れるなら、企業はそうするのが自然

別の例
5:52-11:40

「オープンになるほど多様性が減っていく」
YouTubeの例
YouTuberが認知されて参入
人が増えるから多様性が増える、と思うが
レッドオーシャンになり、「上に上がる」ためには数字が取れるコンテンツ(限られている)をやる
YouTuberにとっては再生数が大事なので、再生数が取れるジャンルをやる
みんなゲーム実況をやっている基素
結果として、上位のコンテンツは似た動画ばかりになる
「カメラのレビュー」をやっても興味がある人は限られている
問題の根源はクリエイター自信の一番やりたいことが自分の中で霞んでしまうことだと思う基素
需要がマッチしないのはしょうがない。ゲーム実況を見たい人の総数はカメラのレビューを見たい人の総数より圧倒的に多いはずだ
それが可視化されることによって、元々カメラのレビューがやりたかった人がゲーム実況をやらざるを得ない状況が必然的に多様性を減らす
最悪な状態が評価されないのに降りられないゲーム。これにならないために、降りられないゲームなら評価されるように頑張る
グロースや分析はこれを可視化する作業なので、商売の合理化と好きなことをやることは食い合わせが悪い状況がよくある
好きなこととマネタイズの苦悩は専業クリエイターの悩みの種であり続ける
「売れる」という軸を捨てることができればこれは完全に解決できるが、評価されたいと思う気持ちは多くの人が持っているし自己発信する人はその傾向がおそらく強いからこれを捨てるのは至難の業
究極の問い:誰も見ないものを発表する意味は何?
クリエイターの心理
「頑張ればがんばっただけ見てもらえる可能性がある」ものをやる

一般に、目的関数が一つである場合、全員がそれを目指すので多様性は減る
プラットフォーム側の設計が重要(でも人相手の商売
また、地雷が増えると自主規制も強まる
自主規制というのは「自分だけ規制されないよ」という方法があるニュアンスがあるが、実際には業界団体での規制であるから、その中のメンバーには強制力がある

選択コストが上がると「盛り上がったあれと同じやつ」が選ばれて多様性が減る
流行ったものはすべてアイドルになり、流行り物と既存コンテンツを擦るのが最適解になる

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