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録音のための空間をつくる

>目的は、室内に反響することなく音声を収音できる小さな場所を作り、マイクに近づきすぎなくてもきちんと収録できるようにすることです。
>静かな寝室やクローゼットなど、室内音が極力少ない場所を探してください
>窓のすぐ隣は避けましょう。
> バスルームやキッチン、窓に近い場所は避けましょう。
> ガラスやタイル、硬質の反射面からは距離を取ります。
> 鳥、車、電車、ヘリコプター、飛行機など屋外の音が最小限になるよう窓を閉め切ります。
> 吸音材を吊るすと反響音の抑制に役立ちます。
> 収録に選んだ場所を吸音材を使って囲み、密室にします。
> カーペットを敷いた部屋が役立ちます。
> カーペット類、ブランケット、枕、布地の家具、余り布を使って収録現場を囲みます。
> 近くに何枚かブランケットを吊るします。
> 録音デスクやテーブルをタオルや布、発泡材などで覆います。
>
>部屋全体を改装する必要はなく、現実的ではありません。

反響の例

雑音を防ぐ
>コンピューターとマイクを同じデスクトップやテーブルの上に置いていませんか。離して置いてみましょう。
>コンピューターまたはマイクを、離れた場所に積み重ねた本の上に置きます。
>外付けハードドライブから音は聞こえませんか。
> デスクトップ本体からの反射 (残響) はありませんか。
> 机に寄りかかっていると、体の動きをマイクが拾ってしまいます。
> ヒーターやエアコン、扇風機は止めていますか。
> 隣人や背後の人たちを意識してください (自宅で家族やペットと一緒に居るときは難しいかもしれません)。
> 建物全体の振動 - 何もしゃべらずにマイクが拾う雑音を聞いてみましょう。
>サイレンや飛行機、電車、ヘリコプター、重機のような屋外の大きな雑音は窓を閉め切っていても聞こえることがあります。雑音が落ち着くまで待ってから収録しましょう。

マイクとの距離
>通常どのマイクでも、マイクから30~50cm離れると自宅での吹替環境でちょうど良いバランスが保てます
>口元をマイクに近づけるほど室内の反射 (残響) と反響音を拾わなくなります。マイクに近づきすぎて収録すると近接効果が発生し吹替には向きません。
>離れすぎて収録すると室内空間の音を拾ってしまい、屋外での撮影シーンなどに使いにくくなります。