金融投資は労働よりスケールする
現代には、金融商品によって「金が金を生む仕組み」が存在する
金融投資のしくみ
元金x円に対して年利s%
というような考え方で増える(と考えられている)
計算してみる
仮に年利 s=5%
にできたとする(これは現実的な数字である)
このとき100万円運用していれば年間5万円で、日本では利益に対して20%の税金がかかるので手元に4万円残る。
1000万円運用していれば年間40万円増える。
(さらに金が増えるともう少し利率の良いやりかたや安定した収入を得る方法がとれるので、富めるものはますます富むのであるが、道がそれる)
一方、労働は時間という物理的制約がある。このため、給与が線形にすら増えることはない。
8時間勤務している人が、いまの2倍働くことで給料を2倍にすることはできない
サラリーマンの年収は高くて1000-2000万円程度
以上の考察から、金を増やすなら金融投資のほうが労働よりも効率がよさそうである。
これをやっているのが投資家である。
「元金xがたくさんあれば、働かなくても生活できるのでは?」
そうです
自営業(会社員より不安定なので年収が高くなってほしい身分)では、年収700万円ぐらいあれば東京でもそれなりに暮らせるのでこの数字を目指すとする
700万円/0.05/0.8(20%源泉徴収)=1億7500万円程度の金融資産があれば働かずに生活できることになる
実際に日経平均のチャートを見てみると、
リーマン・ショック(2008)以後は増加していることがわかる
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日本の市場の成長は世界平均よりも低いので、米国のS&Pはもっと高いが、為替もからんで複雑になるのでここでは言及しない
戦後まで時間を戻すとバブル期がすごかったことがわかる
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この時期、何もしないのにお金がどんどん増えている
金融危機が定期的におきている。こういう局面ではほとんど全員が損をする