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老後のための貯蓄率の計算法

老後に一定の収入を得るためには、今から年収の何%を貯蓄しなければいけないのか、簡単に計算するための式
「年金と貯蓄の総和が、老後の支出の総和に等しい(=年金と貯蓄だけで老後を過ごす)」という恒等式を解くと得られる

式は https://media.rakuten-sec.net/articles/-/27567 で与えられている
図にするとこう
必要貯蓄率S=\frac{\alpha Y-p-\frac{A}{T_2}}{Y(\alpha+\frac{T_1}{T_2})}
手取り所得Y
年金(年額)P
貯蓄率s(0<s<1)
Yもらって貯蓄をsするのだから、毎年の支出はY(1-s)
老後の生活費の係数\alpha
>FPに聞くと、「老後の生活費は、現役時代の7掛けくらいです」と聞くことが多い
引退までの残り年数T_1
引退から死までの年数T_2

人によって、現役時代の稼ぎや生活スタイルが異なるので平均値は「自分」のライフプランを考えるときには無意味
現役時代の何倍の生活をするか
>(1)生活設計には大まかに「人生設計の基本公式」を使い
>(2)自分にとって許容可能なリスクの中で資産を運用し、
>(3)(儲かったり、損したりしたら)資産額の変化を基本公式に反映して必要貯蓄率を時々計算し直せばいい、というやり方が「現実的でかつ簡単だ」という結論に至りました。
>「長期投資なら、必ず儲かるはずだ」という宗教に頼るのは止めておきましょう。