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ラ・ラ・ランド
感想
公開年: 2016年
見た日:2018年9月7日(Netflix
主人公役:Ryan Gosling
ヒロイン役:Emma Stone

話自体には面白みを感じなかった(オチが好きか嫌いかと言われれば好きな方)。
同じ監督の「セッション(2014)」のほうが好き。
しかし、光の使い方がとても印象にのこる映画だと思った。色彩設計も含めて。

カラー&ライトで紹介されている技法が全部詰まっているように思えた。
主人公とヒロインの初めて出会う直前、夜の帳の中、バーの赤いネオンがヒロインを赤く縁取るシーンも印象的
色のついた反射光は全編に渡ってかなり利用されていて、登場人物の顔が、同棲している部屋のカーテンの色で顔が緑になったり、寝室の赤い光で顔が真っ赤になったり、真っ青になったりしていた。
また、主人公たちが自分の世界に入るようなシーンでスポットライトのような照明も印象的だった。主人公たち以外に光が全く当たらなくなる
漫画じゃなくてもこういう表現ができるのか!
anamorphic lensに起因する横に伸びる光も結構きれいだった
こういうやつ↓

夕日で紫色にもやがかる海岸から見える水平線も美しかった