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ベンチマーク
>インデックスではない、ベンチマークはあるか?」。次に、「あるとすると、どのようなベンチマークに実用的な意味があるか?」も考えてみて欲しい。

>ベンチマークは、事前に銘柄と投資ウェイトが分かる具体的な「ポートフォリオ(金融)」であればいい

>「アクティブ」「パッシブ」「ベンチマーク」「カスタマイズド・ベンチマーク」は、現在も正確に理解されていないし、有効に活用されていない用語・概念だと感じる。特に「ベンチマーク」は、個人投資家の世界ばかりでなく、年金運用などプロの世界でも案外適切に使われていない。


>実際の年金基金には、プロといえる運用者が殆ど居ないし、ものぐさな人が多いので(失礼!)、基金がカスタマイズド・ベンチマークを独自に作るようなことは、日本では、聞いたことがない。
>時々使われるのは、既製品の株価指数だが、いわゆるスタイル・インデックスと呼ばれる、ValueインデックスGrowthインデックス
>Russell/Nomura Total Market™ Value インデックス
>Russell/Nomura Total Market™ Growth インデックス
> これらは、PBR(会計指標)の高低で、TOPIXを半々に切り分けたものだ。
>率直に言って、PBRの高いGrowth側のベンチマークに対しては、ファンドマネジャーとして「勝ちやすそう」な印象を覚えるし、このベンチマークはポートフォリオとして優れているようには思えない。
>但し、本当に勝てるかどうかは、やってみなければ分からないのが運用という仕事の怖いところだ。