パラサイト 半地下の家族
>文芸系の映画における最大のリスクは、間違いなく屋外撮影(いわゆるロケ)だ。まったくゼロから新規にセットを建て、監督の望みどおりにすべてを設計しようものなら、プロデューサーは予算の大幅な超過を覚悟しなければならない。逆に既存の建物(いわゆるロケセット)を撮影場所に選ぶと、狭さや構造に強い制約をうけ、監督が思い描いた映像をそのまま撮ることは難しい。
撮影前にカメラワークを検討して、スタジオと屋外セットに何が必要かを
2022/1/1 Netflixで見た
記憶スケッチ
半地下のスラムに住んでいる家族がいる
Wi-Fiも契約しておらず、他人のパスワードのかかっていないものに便乗する
知り合いが留学に行くことになり、金持ちの家庭教師をやってみないかと持ちかけられる
長男は頭が回り、受験英語ぐらいはできる
知人は教え子と恋愛関係にあり、高学歴の友達にその仕事を渡してしまうとその女をとられてしまうことを危惧し貧乏な長男に仕事を与えた
長男は金持ちの奥さんの信頼を得て、その家のまだ小さい長男の美術教師として、自身の妹を美術家庭教師として送り込むことに成功する
妹は美術の素養など特にはないがインターネットで調べた知識だけで奥さんの信頼を勝ち取る
専属の運転手がいたが、妹がパンツを脱いで家主のベンツの中に入れておくなどして問題を起こし辞めさせ、父親を運転手として雇わせる
もともと家政婦がいたが、 もうアレルギーなのを利用し結核であると錯覚させてこの家政婦も追い出す。そして母が家政婦として家に入り込む
このようにして一家4人ともが金持ちの家に雇われることになる。ただし金持ちはそれらの人は家族だとは認識していない。
この家はもともと有名な建築が作ったものであり、実は地下室が存在する。そこに前の家政婦の夫が住んでいる。
家主の一家が家族で泊まりがけのレジャーに行くことになり、その隙に寄生した(パラサイト)一家が家で大はしゃぎする
前の家政婦(建築家時代から勤めていた)がやってきて、夫にご飯を食べさせるために地下室に入っていく。ここでパラサイト家族も地下室の存在を知る。
地下室の存在を通報しようとするも、一家が家主を騙して規制していることを前の家政婦に動画に撮影されてしまい、存続の危機が訪れる
前の家政婦家族を口封じのために地下室に閉じ込める
家政婦がもめたときにひどく頭を打ち意識が混濁。死にかけのまま放置
家主側のレジャーが雨でキャンセルされ戻ってくることに大慌てで片付けと準備をする(片付けは不完全)
家主がソファーで横になっている時、パラサイト家族の一家はそのソファーの下で息をひそめることになる
家主夫妻がおっ始めるが、寄生家族夫の体臭について悪く言う
脱出するも大雨で半地下に合った自宅は水浸しになってしまう
その貧民地区の人たちは体育館に避難をする
一方、翌日裕福な家族がホームパーティーを始める
長男は何らかの責任を感じ、地下室の家族を殺そうと画策する
ホームパーティー中に長男は殺しにかかるが、逆に前の家政婦の夫に頭を巨大な岩で2回殴打され血だらけで倒れる
おそらく妻を失って狂った夫が、一家に復讐をするためにホームパーティーで賑わっているパラサイト妹を包丁で刺し、パラサイト妻を殺そうとするも脇腹を刺される
パラサイト夫(運転手)は被害者を病院に運ぼうとする家主夫から鍵を要求される。投げ込むも血だらけの前家政婦夫の下に入ってしまう
家主は前家政婦夫の体を退けて鍵を取ろうとするが。悪臭に顔を歪める
パラサイト夫は体臭を悪く言われたことを思い出し、家主を包丁で刺して逃亡する
パラサイト妻とパラサイト兄は執行猶予がつく。パラサイト妹は死亡。パラサイト夫は行方不明
ある日パラサイト兄が事件現場の家を見ていると照明がモールス信号になっている。パラサイト夫は地下室にいることがわかる
パラサイト兄はいつか金持ちになって家を買い、パラサイト夫が地下室から出てくることを夢見る。今はまだ、雪の降り積もるスラムの半地下に住んでいるけれど。いつか、必ず……。
あんまり同情できない。そう言う要素が結構ある
他人を家を落として登ろうとする
家主がいない間に不義理をする
友人の恋人?を取ろうとする
貧乏人に同情をさせようとするんだったら、この辺の要素は消すはず。製作者は意図的にこれらの要素を入れているはず。
「 金は心のシワを伸ばす。 金持ちなのに優しいのではない。金持ちだから優しいのだ」