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コード理論大全
>第一編 音楽理論の基礎
> 第二編 長調和声
> 第三編 短調の和声
> 第四編 テンションを含む和音
> 第五編 secondary dominant
> 第七編 Dominantコードの応用と発展
> 第九編 転調
> 第十編 コードスケール
> 第十一編 その他の和声技法
>執筆の動機としては、この『コード理論大全』に相当する日本語で書かれた音楽の教科書がなかったことです。私は留学のためアメリカ在住だったのですが、日本に一時帰国する際に音楽理論を教えることになりました。その時は私が使っていた英語の教科書をテキストとして使用したいと思ったのですが、言語の壁もあり、そのままレッスンで使用することはできず、またその教科書に相当する日本語の書籍も見つけられませんでした。結局は自分でレッスンに合わせて教材を作ることにしたのです。
>私が在籍していた音楽大学では、コード理論大全に含まれている内容(第十一編のマルチトーナリティを除いて)は通常2年をかけて勉強するカリキュラムとなっていて、これらの音楽理論の授業は全校生徒対象の必修科目として扱われていました。教育学科や音楽エンジニアリング学科など、作曲や演奏を主としない学科の学生も、これらの音楽理論の理解は卒業のために求められるのですが、裏を返せば、コード理論大全に含まれる内容を理解できのであれば、それは調性音楽和声的問題に対処できる知識が十分身についている、ということになります。
>コード理論大全は順を追って基礎から解説がされている上、音楽理論書にはあまり見られない問題集が含まれているので、順を追って標準的な音楽の語法を身に付けたい方には向いている教科書だと思います。
理解を試すために問題を解きたい


途中まで読んだ。self-containedな感じでよい