「あったらいい」はいらない
この考え方は、際限なく増えつづける境界を引き締めることができる
関わる人が増えると少ないリソースから夢だけが無限大に広がるため、この方針の採用は大抵の場合に有効だと思う
なくてもいいなら、いらない
>特にスタートアップにおいて、製品はシンプルかつ鋭利であるべき。
>PMFするまでは「なくてはならない」機能に絞って開発するのがオススメ。
>プロダクトマネージャーの仕事はそれを見極めることと、強い気持ちで無限のアイデアをボツにすること。。。
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実際には「なくてはならない」が自明でないことが多い。この見極めは難しいところ
逆に言えば未来のニーズは予想するなということ
逆に未来にひらけた綺麗な拡張がないことによって苦労するはある
「動けばいい」ものを作れということでは決してないと思うのだが、違いが説明できない
試金石
>「ライブラリとしてのリンカ」を本当に必要としている人はいるのだろうか? 僕の結論はnoだった。
>それが欲しいと口にする人はわりとたくさんいたけれど、誰も、コマンドではなくライブラリでなければいけない具体的な例を示すことはできなかった。
>ライブラリかコマンドかという話は、実際的な利便性ではなく信念についての話みたいな面が多分にあった。
>ある種の人たちに言わせれば、モノリシックなコマンドは時代遅れで、フレキシブルなライブラリとして作ることが当然正しいやり方であり、
>僕のような「あえて間違ったやり方をしようとする人たち」を黙って見過ごすわけにはいかないというのだ。
>lldの親プロジェクトであるLLVMはコンパイラのプロジェクトで、コンパイラは比較的キレイにレイヤリング可能なプログラムなので、コンパイラばかり書いている人たちにとってはそれこそが正しいデザインに思えたのだろう。
>「開発速度が速い #とは (LayerX社内資料)」
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選択と集中は、肥大したものを削るときに行う
選択と集中は、経営レイヤーの考え方が背景にある
将来への投資を削るのに否定的なイメージがある
あった方がいいというような思考はもっと小さなプロダクト開発的なスコープだ程度の仕様は、身動きを鈍化させる
物を買うときの基準にもつかえる
あったらいいな程度ぐらいのものはいらない
実践してみるととても難しい
探索的行動ができなくなる