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安川 要平

安川 要平(やすかわ ようへい)は未踏クリエータおよび未踏ジュニアPM。

テーマ "思いを叶える視覚駆動バケットリストの開発" で2012年未踏に採択された。共同開発者は宮城 正栄。PMは藤井 彰人スーパークリエータに認定された。

YassLab (株) 代表取締役、一般社団法人 CoderDojo Japan 代表理事、未踏ジュニア 共同発起人。

米国留学中に開発した震災対策アプリのヒットを契機に、完全リモートワーク制の会社を2012年に創業。RailsチュートリアルRailsガイドを開発し、AIITや筑波大学、琉球大学や工学院大学などで採用される。IPA認定未踏スーパークリエータTEDxRyukyuスピーカー、Developers Summit 2018 U-30 代表。

全国に約200ヶ所ある子どものためのプログラミング道場『CoderDojo』を日本で始めた1人で、未踏エコシステムを構成する『未踏ジュニア』共同発起人の1人。

創りながら学ぶスタイルを営利・非営利の両面から推進している。


未踏事業採択
共同開発者: 宮城 正栄 (旧姓: 比嘉)

学歴
2006年3月 早稲田大学高等学院 卒業
2010年7月 Monmouth College, Illinois, USA (Exchange Program) 留学
2014年3月 早稲田大学 基幹理工学研究科 情報理工学専攻 修士課程 修了

職歴
2008年7月~8月 東芝ソリューション ソフトウェア工学研究所 インターン生
メタモデルに基づき仕様書作成と仕様検証を支援するツール「SpecPrince」の研究開発
2009年8月〜9月 IAESTE経由でチェコ共和国プラハに行き、Alvila 立ち上げに参画
2012年5月: 下北沢OSSCafeのメンバーと日本初の「CoderDojo」を開催する
2012年6月~現在 YassLab 株式会社 代表取締役
2012年6月: 個人事務所として #起業 、代表に就任
2018年1月: YassLab 株式会社として法人化。同社の代表取締役に就任
2016年〜2017年 筑波大学 非常勤講師 (enPiT短期集中合宿 Ruby on Rails 入門)
2016年4月〜現在 U-17向け未踏事業「未踏ジュニアメンター」に就任
2016年8月〜現在 一般社団法人 CoderDojo Japan を設立。代表理事に就任する
2017年4月〜現在 産業技術大学院大学 非常勤講師 (フレームワーク開発特論)
2018年4月〜現在 工学院大学 非常勤講師 (Webシステム演習)

受賞歴
2007年3月 3rd Prize, KT&G Asian Students' Venture Forum 「自動販売機を使った広告ネットワークシステムの提案」
2010年7月 最優秀賞, Joint Workshop on Next-generation Computing System 「直販航空券に特化したメタサーチエンジンの提案」
2011年2月 Excellent IAESTE Trainee Report 海外インターン先の企業Alvila Systemsでの優秀な成果および報告書に対して
2011年9月 修士最優秀賞, Ambient GCOE 留学中に開発した震災対策アプリにおける著しい成果に対して
2012年5月  未踏IT人材発掘・育成事業 採択/IPA未踏スーパークリエータ認定
2013年11月 TEDxRyukyu 2013 Speaker 「沖縄若年層向けIT教育における成果」
2013年11月 RubyWorld Conference 2013 採択
「Social Translatingの手法確立およびRailsチュートリアルの制作・公開」
2014年2月 Fukuoka Ruby Award 優秀賞 Railsの教材における著しい成果に対して
2015年11月 RubyWorld Conference 2015 採択
「継続的翻訳システムの手法確立およびRailsガイドの制作・公開」
安川の登壇は2013年に続き、2回目
2017年3月 FOSSASIA Summit 2017 Speaker CoderDojoの功績のため
1枠のみの U-30 代表として安川が登壇した
2018年11月 RubyWorld Conference 2018 採択
「Railsチュートリアル×反転授業: 解説動画を用いた能動的な学びによる驚きの成果」
「Railsチュートリアル×反転学習: 解説動画を用いた能動的な学びによる驚きの成果」
2019年8月 英国ケンブリッジ大学で登壇し、CoderDojo について発表
2020年11月 RubyWorld Conference 2020 採択
2021年11月 RubyWorld Conference 2021 採択
2022年11月 RubyWorld Conference 2022 採択
2023年11月 RubyWorld Conference 2023 採択
2024年12月 RubyWorld Conference 2024 採択
以降の活動は noteX (Twitter) に掲載


人物
(以下、明記のないものの情報源は2015年インタビュー
コンピュータとの出会いは小学生の時。当時、レアアイテムをゲットするために16進法を覚えたり、友人と連絡を取り合うためにサーバーにBBSを設置した。また、そのノウハウを友人たちに有料で教えていた
プログラミング自体は小学校の時に学んだが、踏み込んだ技術は勉強できずに途中で挫折した (この経験が後のCoderDojoに繋がる)。バスケやドラム、受験に打ち込んだ後、高大一貫の早稲田大学高等学院でプログラミングを学び直し、情報理工学部に進学する
大学1年生の時にアジアのトップレベルの大学(シンガポール国立大学、北京大学、ソウル大学など)との共同のビジネスコンテストへの参加や、未踏の成果報告会への参加によって「技術と英語と商売ができなければ何者にもなれない」と痛感したことが、その後の諸活動への指針となったという
大学2年生から研究室に入り、技術を研鑽しながら毎年事業化に挑戦。修士課程では、学校が許す限りの留学/休学期間(計3年間)を目一杯に使い果たしたところで、就職活動をするか否かの決断を迫られた。その頃、幸運にも1つの事業 (現在のYassLab株式会社)が回るようになったため、期限ギリギリで復学し、事業と並行して修士号を取得した


活動
PBL支援ツール「Snapwhim」 2012年〜2015年 宮城 正栄YassLabメンバーと共に
沖縄型若年層向け高度IT人材育成事業「レキサスアカデミー」にて、安川自身の経験を活かしたPBL (プロジェクト実践型学習)を企画・実施した際に用いたPBL支援ツール
当ツールを用いた企画の教育成果が高く評価されたことで、安川は教育分野の著しい貢献者として TEDxRyukyu 2013 Speaker に選出され、登壇した
子供のためのプログラミング道場「CoderDojo Japan」 2012年〜 YassLabメンバーと共に
安川は、2015年8月にCoderDojo Community Committee(CoderDojoの日本代表)に就任。翌年8月からはCoderDojo Japan(CoderDojoの日本支部)の代表理事を務めている
安川が代表取締役を務めるYassLab株式会社は、現在、パートナー企業としてCoderDojo Japanに対して無償の開発支援を行っている
継続的翻訳システム「Gitlate」 2015年〜 宮城 正栄大城 佳明と共に
RailsチュートリアルやRailsガイドといった、更新が多く、かつ多量であるがために和訳が遅れがちなオンライン技術文書を最新の状態に保つことを目的とした継続的な翻訳システム
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