Godot 4.0 Beta is Released
Godot 4.0 beta リリースの告知と、いくつかの機能をハイライトした記事
Core
エンジンのコアの改善とリファクタリングを行っている
内部の改善や修正なので記事で紹介するのは難しいとのこと
単体テストによってエンジン開発の品質を担保できるようになっている
Renfering
Direct3D 12
Global illumination を作り直した
SDFGIの搭載
Volumetric fog
sky shaders
GPU-based particleds
shaders の改善
>Other exciting additions to shaders include support for uniform arrays and fragment-to-light varyings, as well as new syntax features, such as structs, preprocessor macros and shader includes.
2D canvas renderer
>The 2D canvas renderer has been updated to support Canvas Groups which allow complex blending of multiple overlapping CanvasItems (for example, you can stack a bunch of CanvasItems together and have them blend with the background as if they are a single item).
Physics and Navigation
Godot の内製 3D 物理エンジンの Godot Physics が復活する
今までは Bullet エンジンに依存してきたが、今後の柔軟性などを考えてGodot特注のエンジンにする方針にした
まず、Bulletエンジンと同等の機能をカバーできるように改良をした
PhysicsBody ノードで利用できる
今までの KinematicBodyノードは、CharacterBody ノードに変わる
手動で move_and_slide() にプロパティを渡す必要があった処理も改善される
新しい Navigation system が導入される
今まではノードベースであったため使い勝手とパフォーマンスが制限されていた
サーバーベースはノードベースよりも広範囲で影響するシステムってことだろうか?

Animation
主に3Dアニメーションの改善?
内部的に見直されて、メモリ使用量の改善や、ステートマシン周りの改善がされている。
Scripting
GDScript
ここの変更は別ページ作って詳しく調べる
firlst-class の関数とラムダ式が追加
await
と super
追加
typed arrays 追加
アノテーションが追加
scriptからドキュメントの自動生成できるように
高速化と安定化
.NET 6への移植がほぼ完了したが、まだ最近なのでテストが十分ではない
signal を C#のイベントとして宣言できるようになった
Godot3 からのインポートはサポートしていない
GDExtension
GDNative よりも拡張しやすい、GDExtension を追加
Gui and Text
ローカライゼーションは大事だが、実装も大変である。
特に、アラビア文字や東アジア言語の考慮が大変
TextServer の下に再実装された。詳しくは別記事にてとのこと。
TODO:
フォントサイズを簡単に変更できるようになった
これ地味に不便だったので助かる。
Audio
AudioServer 周りで改善が行われている
1つのAudioStreamPlayerノードを使用して、同じ音を何度も繰り返すことができるようになる
Multiplayer
DNS、HTTP、TCP、UDP、ENet、あるいは Websocket など、Godot 4.0 のネットワーク・システムの基礎とその信頼性に多くの時間と労力を費やした。マルチプレイゲーム向けに改善されている。
GDScript 2.0 の変更により、RPC は新しいアノテーションを使って設定できるようになった。
ヘッドレスモード(レンダリングや音声出力がなく、すべてのプラットフォームでサポート)が搭載されており、これはマルチプレイヤー・サーバーのホスティング、CI/CD、その他多くのものに最適となる。
Importing/Exporting
3D シーンのインポートワークフローで変化がある
専用のインポートダイアログが用意されており、インポートしたシーンやそのマテリアル、物理プロパティのあらゆる部分をプレビューしてカスタマイズすることができるようになった
テクスチャのインポート速度が大幅に向上
glTF ファイルをランタイムにインポートできるように
ゲームのエクスポートダイアログに、新しいCPUアーキテクチャのオプションが追加された
Editor and usability
Tileset editor は大幅改善
TODO:
アニメーションエディタの改善
アニメーションエディタはブレンドシェープトラック、専用の位置、回転、スケールトラック、ベジェ曲線ワークフローをサポートするようになった
すべてのプロジェクトにフォールバック環境を追加していた "default_env.tres" が削除され、エディター内でデフォルトの DirectionalLight3D と WorldEnvironment を使用できるように
日本語翻訳記事