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Godot 4.0: Tiles editor progress report
Godot 4.0で大きく変わる Tiles editor についての記事
5記事あるのでそれぞれメモ

Merging the TileSet and TileMap editors together
TileSet と TileMap エディタは、ボトム パネルに統合される。
Support for different shapes and layouts
菱形(アイソメトリックマップ用)や六角形などの異なる形状を扱うには、以前は TileMap ノードの "half-offset" オプションを使用する必要があった。
しかし、どのような形状であっても、グリッドは常に正方形のハーフオフセットグリッドを表示していた。
この問題が修正された。
TileSet resource updates
TileSetのセットアップを簡素化するためには、テクスチャを固定サイズのグリッドを編成しておく。
今まで面倒だった、使用するタイルを1つずつマウスクリックする作業がこれで無くなる!?kidooom
TileMap editor improvements
TileMap エディタはイチから作り直し
長方形の形状で複数のタイルを選択してペイントできるようになる



TileMap tools の様々な機能追加
TileMapエディタ上で範囲選択などをして、その範囲を移動したり消したりコピーペーストできるように

塗りつぶしツールで、Asepriteの continuos チェックon/off のような塗りつぶしが可能に
あるタイルを別のタイルに置き換えたい時に便利
選択範囲からブラシを作成可能に
選択したタイルの中から1つランダムに設置できる機能
などなど色々便利機能が追加されている
Atlases setup
"alternative tiles" を作成できるようになった
ベースタイルと同じテクスチャ領域を共有するが、異なるプロパティを持てる
TileSet editor では 右クリックによるコンテキストメニューが追加
TileSet editor に自動タイル作成システムを追加
テクスチャでどのタイルが占有されているかを検出し、対応するタイルを自動的に作成する


TileSet rework
TileSet の機能をもろもろ再実装した
Physics はイチから再実装
新しい実装では、複数の物理レイヤーを定義することができる
各TileSetの物理レイヤーは、コリジョンレイヤープロパティ、コリジョンマスクプロパティ、および物理マテリアルを持つ。
各タイルは、各TileSetの物理レイヤーに対して、1つまたは複数の形状を定義することができる。
Navigation
Navigationもイチから再実装
4.0 では、Navigation2D と Navigation3D のノードを取り除くことにし、navigation layers を割り当てるようにする。
TileSet の物理レイヤーと同様に、TileSet のナビゲーション レイヤーでも、異なるナビゲーション レイヤーを設定することができる。
Custom data
custom data layer が追加され、任意のTypeのデータを設定できるようになった。
Terrains
Terrainsは、オートタイル機能を置き換えたもの
オートタイルとは異なり、1つのタイルで複数のTerrainを同時に定義できる
オートタイルが特定の種類のタイルであった以前とは異なり、Terrainはアトラスタイルに割り当てられた一連のプロパティに過ぎない
Terrainタイルは、Terrainとしてペイントすることも、他のタイルと同じように1枚のタイルとしてペイントすることもできる。
2021年4月時点ではまだ開発中で完成していないとのこと
Other changes
ボトムのインターフェースを変更
TlieSetレイヤーの編集は、インスペクタに移動した

TileSetSourcesの編集についてだけボトムのインターフェースで編集する

Terrain painting
terrain タブでパレットが切り替えれるようになった。
terrain は今まででいう AutoTile のような機能
Scene tiles support
非常にリクエストの多かった機能の1つで、TileMapにシーンをペイントできるようにすること。
これらのシーンは、TileMapノードの内部子ノードとしてインスタンス化される。
それらはエディタのシーンツリーには表示されないが、実行時に $tile_map_node.get_child(...) でアクセスすることができる
Improved Tiles properties setup
複数のタイルを選択して、一度にプロパティを編集できるように
「ペイントモード」も実装
編集するプロパティとその値を選択するだけで、この値をアトラスに直接ペイントすることができる


Tile atlas editing
タイル作成メニューが3つのモードに分けられた
アトラスプロパティの編集とベースタイルの作成・削除モード
タイルプロパティの選択と編集モード
タイルにプロパティをペイントするモード
このモードでは、タイルの形状(コリジョン、オクルーダー、ナビゲーション形状)をペイントできる
3系では大変だったタイルのコリジョン設定が高速にできるようになる
Backward compatibility improvements
後方互換性を改善するために、3系からのタイルは SINGLE_TILE モードとして単一のタイルを持つアトラスとしてインポートされる。
TileMap layers
要望の多かった TileMap layers が実装
Property arrays in the inspector
インスペクタでプロパティ配列が実装された
これは TileMapレイヤーとTileSetレイヤーの両方が実装されたことで、必要になった機能