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分断本能

(FACT FULNESSより引用)

世界は分断されているという思い込み
分断本能を抑えるには、大半の人がどこにいるか探すこと。
先進国と途上国という思い込み。
大半の人は、中所得の国に住んでいる。
世界を2つに分断するのではなく、所得額と生活状態に応じたレベル1〜4に分けて考える。

レベル1
1日1ドルの生活
ここの生活イメージが、途上国の極貧生活だが、どんどんこのレベルの人々は減っている
レベル2
1日4ドルの生活
卵を食べれたり、サンダルを履けるようになる。
将来にはまだまだ不安が残る。
レベル3
1日16ドルの生活
電力供給もあり、毎日違うものが食べられる。
レベル4
1日64ドルの生活
日本は大半がこの状態

人の頭は、2項対立にしたほうがシンプルで考えやすい
メディアも、そういった対立構造や、極端に辛い生活ばかり映し出す

分断本能を抑えるには
平均の比較
平均値という一つの数値を用いた場合、分布が隠れてしまう
「極端な数字の比較」に注意する
人や国のグループには必ず、最上位層と最下位層が存在する。
2つの差が残酷なほど不公平なときもある。しかし多くの場合、大半の人や国はその中間の、上でも下でもないところにいる。
上からの景色
レベル4から見ると、レベル1〜3の区別があまりつかず、どの人たちも途上国という判断をしがちになる。

他にも分断本能を探してみる
エンジニアと非エンジニアに分断して考えがち
ビジネス重視と、プロダクト重視などにも分断しがち
技術力重視、プロダクト重視なども
多くの場合、人はその中間的な要素を持っていて、極端に「プロダクトだけ考えて技術に関しては全く考えない」とかしない。
一度でも悪い印象をもった相手に対して、全ての行動を「悪い」と思ってしまうことも分断本能の1つ
物事の判断は2値化ではなく、グラデーションで考える。