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公開処刑は大衆娯楽
フランス革命前後の当時、公開処刑大衆娯楽でもあった
国家側は公開処刑することは見せしめで、「罪を犯せばお前たちもこうなるぞ」という警告のつもりであった。
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>人々にとっては、処刑を見物することは、スポーツ観戦観劇と同じように、一種の気晴らしでしかなかった。半分お祭り気分で処刑台の周囲に詰めかけてきた人々の中を、事件ついて書かれたパンフレットを売る人、食べ物や飲み物を売る人が声を張り上げて動き回っていたのであり、人々は友人知人とわいわい騒ぎながら、今か今かと処刑がはじまるのを待ち受けていたのであった。
昔の人ほどを身近に感じていた
今ではホラー映画エログロのエンタメコンテンツが流行っているのと同じ感覚だと思われる
自分は安全な状況で、誰か知らない他人が死を迎えるのを観るのは本能的に嬉しい?
ニュース番組も実質上公開処刑の映像を流している
肉体的に死ぬ瞬間は流さなくなったが
社会的に処刑される場面はよく放送される
逮捕のシーン
更迭のシーン
芸人たちがやる罰ゲーム出川哲郎的な芸も公開処刑に近い
公開処刑は今でも大衆娯楽