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2023年5月14日
昨晩は、寝床で『教養としての「ラテン語の授業」―古代ローマに学ぶリベラルアーツの源流』。期待していた内容とはだいぶ違う。

リトルKは今日退院ということになったのだが、すでにとってある芝居のチケットがあるので、今日は自分が行くことにして、退院まわりはKとK母におまかせすることになった。

そんなわけで、明治座で「歌舞伎スペクタクル『不死鳥よ 波濤を越えて―平家物語異聞―』」。猿之助が、2ヶ月連続で明治座での芝居。2列目の、花道のすぐ下(すっぽんの脇)という、かなり良い席。猿之助、壱太郎らが目の前に!という興奮的な事態なのだが、まじまじと見るのも気恥ずかしく、足元ばかり見ていた。

冒頭、中村壱太郎の優美な踊りに涙を流していたら、バックから登場した市川猿之助が突然歌い出した(全然上手ではない)ので可笑しくなって、泣き笑いで始まった。中村鴈治郎演じる平通盛の最後、市川笑也の気丈さと美しさ、中村米吉の少女漫画のような可憐さと美声に、涙が思わず溢れる。物語はかなり平板なのだが、そんなことはどうでもよい。

御徒町へ移動。お茶しながら本の続き。その後、PARCO_yaの日比谷花壇で、K、K母、K姉へのお花を買う。

ひさしぶりに娑婆へ出たリトルKは、少し痩せたかと思ったが、最終的に計量した記録では6.2kgと、入院前よりわずかに増えていた。減ってるかと思ったのだが、後半回復してきたようであった。抱っこしたりしていると、戻ってきたという実感が湧く。

夕食をいただく。今半のお弁当とケーキ。その後、「どうする家康」を見る。夏目広次回。その後、リトルKの世話をしたり、本を読んだり。

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