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2022年8月21日
朝起きて、しばらくした後、散歩に出かける。

TwitterでBest English Accent - Speak Like A Native Speaker - PLACEMENTという動画が流れてきたので、歩きながら聴く。これは素晴らしい。発音コーチをしている日本人YouTuberも「英語喉」というような言葉で説明したりはしているのだが、踏み込んだ科学的説明よりも実践による習得の方に重きを置いているため、いまいちピンとこなかった。この動画では、formants(母音の発話に含まれる倍音)を豊かに響かせることがアメリカ英語らしい発音につながるのだということをきっちり述べている。この説明は、初めて聞いたと思う。一発で理解できた。


そんなわけで、歩いている間やお茶している間にこの動画を3回ほど繰り返し聞いた。その後、帰宅してから日本語を話す時にも母音の倍音を意識して話したらどうかと思ってやってみたら、話し方の改善という意味で、言語を問わず良いことであるのではないかと思われた。それで、Kと話す時にも意識するようにし始めた。最初のうちは、なぜか宝塚口調になってしまいがち。あまり大袈裟にするのではなく、音のみに意識を向ける必要がありそうだ。ともあれ、この動画は自分にとってライフチェンジングなものになりそうである。

週明けの講演のためのスライドの続きに取り組む。昨晩で2/3ほどできたかと思ったのだったが、構成を考えるともう1章足す必要があると思って、進捗が半分にまで戻ってしまった。NujabesShing02の共作Luv(sic)を聴きながら、集中して作業する。

昨日に引き続き、今日も歌舞伎座へ。その前に三越で買い物。来週の奄美大島出張ついでに親戚の家に寄るので、お土産を買う。ついでにメルヘンでサンドウィッチを買って、木挽町広場のタリーズでコーヒーとともにいただく。昼食を遅くに食べたので、夕食はこれで終わり。Kと、歴史上の人物で「憤死」するということがあるが、怒りのあまり死ぬとはどういうことなのかという話をした。現代人は、それほどの怒りを持てるものだろうか(子供のことなどを除いて)。

今日は2回目の「東海道中膝栗毛 弥次喜多流離譚」。2022年8月21日に書いた通り、代役の布陣がすごい。特に話題になっているのが、市川染五郎演じる梵太郎を市川猿弥が代役するということ。何もかもが全然違う。そもそもこの話自体が、さまざまなパロディや小ネタを満載した「東海道中膝栗毛」の二次創作なのだが、今回のキャスティング変更によって、さらに同じ月内に自分たちで三次創作をすることになったともいえる。そんなことを思いながら見始めたのだが、前半パートは市川笑三郎市川笑也がよく勤めて、そんなに違和感なし。後半は、予想通り猿弥さんが笑いを取りまくり。やっぱり、いくらハプニングがあったとはいえ、先日観た時の面白さは2回目だと薄れてしまうが、今回は貴重な状況だったわけで、それだけでも観る価値があったというものだ。

帰宅して、スライドの続きにひたすら取り組む。かなり時間をかけてしまったが、1時過ぎにようやくひととおり完了。

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