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2022年12月4日
昨夜は映画を観ていて4時前に寝たので、起きるのが遅かった。

昼食のため、華都飯店へ出かける。ランチコースにあまり食指をそそられなかったので、アラカルトで食べたいものをあれこれと注文。前菜のよだれどりの辛みに驚く。辛さの刺激がくる一歩手前でピタッと止まる感じ。辛いのが好きな人にはしまらない味と感じられるのだろうが、辛いの苦手なのでちょうどいい。スープも旨みがすごいし、牛肉の炒め物、五目チャーハン、上海風焼きそばもそれぞれ旨い。とても満足。

我善坊谷には、ここ数年で1年に1度ぐらい訪れている。森ビルによる再開発の様子を眺めるためである。もうすっかり谷は埋められてしまっていて、建物の骨格がだいぶ出来上がってきている。完成イメージは「“ヒルズの未来形”「虎ノ門・麻布台プロジェクト」イメージムービー」の通りである。東京都心部から、またひとつ昔ながらの家並みが消えていく。

あたりを散歩する。この辺に住めたらよいなあと思いもするが、いくらかかるのかも想像できない。

泉屋博古館東京で「特別展 生誕150年記念 板谷波山の陶芸―近代陶芸の巨匠、その麗しき作品と生涯」を観る。板谷波山について、作品をいくつか観たことはあったが、それほど強い印象を受けてはいなかった。今回、初めて通年で作品群を観て、素晴らしさに打たれた。元々彫刻をやっていたのも知らなかった。伝記的な話も面白く、芸術家としてのあり方にも感銘を覚えた。

しかし、作品で一番驚いたのは波山の師匠である高村光雲の彫刻で、ちょっとした小品というものなのだが、今にも動き出しそうな潜在的な力に満ち溢れている。先日、立川吉笑さんによる「浜野矩随」を聞いて以降、他の人のも聞いたりしたのだが、あの話で語れているような「魂の入った」彫刻とはこういうことなのかと、実感を持って知ることができた。高村光雲の彫刻を、もっと実地に見てみたい。

その後、併設のハリオカフェでお茶。その後、Kのためにタクシーをつかまえるために麻布通りの方へ出ようとしたら、建物に阻まれて出られない。難しい構造である。Kを見送った後、六本木でお茶。蔦屋で『オーバー・ザ・シネマ 映画「超」討議』、坂口恭平『継続するコツ』を購入。

帰宅して、撮ってきた写真を現像。いくつかはインスタにアップした。


あと、スマホでクロップとサイズ調整をしてアップしたもの。こういう、コンポジションを作る写真が楽しい。


夕食をとりながら「鎌倉殿の13人」。今日を含めて、あと3回。

なんとなくやってみたらできそうだったので、昨今話題のChatGPTでスライドビューアアプリを作ってみた。その過程と結果は「ChatGPTにスライドビューアアプリを作ってもらう」にまとめておいた。スライドビューアのWebサービスは色々不安な感じなので、そんなら自分で作ってしまいたいと思ってのこと。ここでやったのはごく単純なことだが、もうちょっとやればそれなりのものも作れそう。

坂口恭平『継続するコツ』を読み始めたら、あまりにも素晴らし過ぎて、一気に読了してしまった。考え方を根本的にアップデートしてくれる本である。パンチライン満載。

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今日のブックマーク

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