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2022 から 2023 へ
2022 年は何度かまとまったふりかえりを行う機会があったのであらためてのふりかえりは実施せず、この年末年始を過ごしながら考えたことなどをメモしておく。

暮らしの方針 2022 を読み返してみると、自分にとっては大事なことが書かれていた。約 1 年前に考えを整理して書き残してくれていた自分に感謝したい。

2022 年は、そうだなあ、わかりやすく「やってやったぜ!」と感じられる手応えはないように思う。無力感に苛まれることは何度かあった。生活はとても楽しくて、穏やかで、その点はとてもよかった。これは 2023 年も維持していきたいし、もっと欲張って楽しくやっていきたい。お仕事において「これはがんばったな〜」と思える成果はあって、いくつかのカテゴリでは達成感も得たけれど、思うようにハンドリングできないカテゴリの方が多かったかね。

特に上半期は優先順位を間違えたというか、今にして思えば「そこをがんばらなくていいよ」というところに力を注いでしまって徒労だったなあ、と思う。ただ、そのときにはそれが大事なことに見えていたから仕方ないか。下半期は頭を切り替えて過ごして、変な迷いがなくなって未来への推進力を取り戻せたのはよかった。

2022-12-27年末総会とその前後で、社の人たちといろんなことを話せたのはありがたかった。自分の立ち位置について、わかっているようでわかっていなかったな〜と思えたことがあって 2023 年に持ち越したい大事な要素を発見した。持ち帰って考える中で経営的リーダーシップ、共同体的リーダーシップのような整理もできた。

年越しを Pochi Bukuro の開発体験記 のような形で過ごせたのはよかった。原点回帰というか、巡る螺旋の中でかつての自分と同じ韻を踏んだというか、直近数年の自分がうまく火を灯せていなかった部分に着火したというか。ぼく以外にはわからないだろうけれど、とにかくね、ふつふつとわきあがる「やってやるぜ」の気持ちがある。そういう 2023 年が始まっていくんです。年末年始らしいことはほとんどせずに、作業に没頭して過ごせた時間が心地よかった。

hr

暮らしの方針 2022 はけっこう力の入った書き方をしている。今はもうちょっとリラックスしているかな。大きな方向性は踏襲しつつやさしい言葉で書いてみると、

つくって遊んで学ぶ
一員として関わる
ここまでの自分を受け入れる

ってあたりを 2023 年のテーマに置いてみたい気がしてきた。

つくって遊んで学ぶ
妄想が楽しい時期に差し掛かっているので、自分の今の感覚を大事にしたい
「こんなふうに遊べたら楽しいじゃん」をひとつでも多く試したい
一員として関わる
自分のことを「お客さん」にしてしまうと、不満が多くなるし人生がつまらなくなるのではないか
単方向的な関係性よりも、双方向的な関係性を
どこまでいっても「人間と人間」なんだから、誰が相手でもそういうつもりでやっていく
ここまでの自分を受け入れる
人生のプレイ時間が 40 年に到達する年
頼まれなくてもやっちゃうようなことがあるし、頼まれたってやらないことがある
自分には一定の方角に向かう「気力」はあるみたいだよ、ありがたいね、その向きでがんばろう
幸せなセーブデータだと思うから、愛でていきたいもんだね
うまくできないことはたくさんあっても、簡単には死にはしない

これくらいのゆるっとした力の入れ方で。もちろん、自分史上最高の 1 年になると思うのでやっていきます。