プラットフォームとアグリゲータ
>対談記事によると、Facebook Platformのプロデュースを担当していたというパリハピティヤ氏が、150億ドル(約1.6兆円)の資金を調達するために、ゲイツ氏にFacebook Platformについてプレゼンを行ったところ、ゲイツ氏は「そんなものはプラットフォームではありません。システムを利用するすべての人の経済的価値が、システムを作った企業の経済的価値の上で成立して初めて『プラットフォーム』と呼ぶことができるのです」と語ったとのこと。
>A platform is when the economic value of everybody that uses it, exceeds the value of the company that creates it. Then it’s a platform.
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特定少数の管理者が存在するようなシステムにおいては、
囲い込みや
ロックインの要素が強まれば強まるほど、アカウントの BAN などの強権の発動が行われれば行われるほど、手数料が高くなれば高くなるほど、利用者からの反発は強くなり、中立的な
プラットフォームというよりは「うちのシマ」という雰囲気が強まっていくと言えそう。
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2008 年に上京してきた当時のぼくは「
プラットフォームはかっこいい」という感覚を有していたように思う。このときに想定していた
プラットフォームは「すべてを手中におさめた者」くらいの意味合いだっただろうか。自分もウェブサービスで一発当てて、たくさんの利用者を集めてバリューを生み出しまくるぞ〜といった気概があったと記憶している。