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Getting Started with Team Topologies

『チームトポロジー』を読んだ。同僚やマネージャーにTeam Topologies in a nutshellのインフォグラフィックを見せて説得も試みた。さらに先に進めていくことになると、疑問に思い至ります。「この後はどうしたらいいんだっけ?」

チームトポロジーの旅路をどこから始めてどう辿っていくのかは組織によりまちまちですし、プラクティスや原則の適用の仕方もさまざまです。私たちは厳格なプロセスを示したいとは思っていませんが、ありえそうな道筋の大枠を示すシンプルなガイドがあれば、それに従うことであなたのチームや会社でこのプロセスを簡単に共有して意思疎通をはかることができます。これは便利だろうと思います。

というわけで「チームトポロジーのはじめかた」のインフォグラフィックを作成しました。チームトポロジーの考えかたを適用していくおすすめの方法をシンプルに分かりやすく解説しています。用途に合わせてフォーマットを複数用意してあります。

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インフォグラフィック

チームトポロジーのはじめかた
コンセプトを適用するおすすめの手順


1. 現在のチームがどんな分類に当てはまるかを確認する

チームを業界でよく見られる分類に当てはめる
変えるべき/避けるべきチームの分類を特定する


2. テクノロジーチームをチーム類型に当てはめる

ストリームアラインド (Stream-aligned)
イネイブリング (Enabling)
コンプリケイティッド・サブシステム (Complicated Subsystem)
プラットフォーム (Platform)



3. 各チームの認知負荷には上限を設けます…

チームを安定させる (高信頼の文化を醸成する)
基本的には1つか、もういくつかの領域に対してチームをアラインする
チームが取り組むサブシステムの規模に上限を設ける
基盤となるプラットフォームを提供し、チームはその上に構築する
モノリスを「自然な破断面」(natural fracture plane)に沿って分割する



4. 「逆コンウェイ」アプローチを採用して…

ビジネス変更圧のフローに向けてアラインするようにソフトウェアシステムを導く
持続可能なソフトウェアシステムのアーキテクチャを組織的に生み出す
技術的なソリューションの探索空間に制約を課す(そして、こに向けてアラインする)



5. チームのインタラクションモードのas-isとto-beを見出す

コラボレーション (Collaboration)
X-as-a-Service
ファシリテイティング (Facilitating)



6. 明示的にチーム間のコラボレーションの方針を示す(そして制限する)

技術的・組織的、あるいは状況学習のタイミングでの素早いディスカバリと学習を推進する
内部のプラットフォームやコンプリケイティッド・サブシステムコンポーネントの情報を提供し、開発をガイドする



7. 時間とともにチームの構造を発展させる

新しいテクノロジーに適応する
仕事の進めかたを改善する
避けたほうがよいアーキテクチャを避ける



8. チームのインタラクションを組織センシングに活用する

早めに・こまめに軌道修正するために、サイバネティクスな制御の原則を活用する
最前線のITサポートを、素早く軌道修正できる高スキルの活動として活用する



チームトポロジー
フロー高速化のためにビジネスとテクノロジーを組織する
くわしくは teamtopologies.com
あるいはこちらでも: @teamtopologies
v1 - 2021-04-14


Rich Allen が素晴しいインフォグラフィックを作ってくれました。感謝します。

hr
こなれていない訳もあるけど、まずはひととおり訳出した。大きい1枚絵の日本語版を作ってくれる方がいたら助けてください >< kakutani