> さらに「育てる」という言葉は、優れたソフトウェアに備わっている生物学的な特質と同じものを示唆している。この特質とはすなわち、構造のあらゆるレベルに備わっている統一感である。私たちはこうした物事の捉え方をオブジェクト指向へのアプローチと結びつけて考えている。それはアラン・ケイのオブジェクトに対するコンセプトに従ったものだ。つまり、オブジェクトとは互いにメッセージを送りあう生物学的な細胞に似ている、という考え方だ。