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レビューを読んでから本を買うべきではない


だととして、

レビューを読んでから本を買うべきではない?
レビューを読んでから本を読むべきではない?
書評を読んでから本を買うべきではない?

はてさて?
古典に纏わる話と、ポップカルチャーに関わる話みたいな雰囲気を感じる
話を端折ると

古典であるということは、過去から現在にいたる、ありとあらゆる批判や批評を払い除けて生き残ってきたものを指す
ポップカルチャーであるということは今、現在まさに批判、批評に晒されるなかで意味が明らかになるものである
文化は常にポストモダンとして立ち上がる
モダンに対する批評の上にポストモダンは立つ

イタロ・カルヴィーノのは「なぜ古典を読むのか」の中で、ポップに関わる内容のことを「時事問題」と呼び、それを騒音、「窓の外のノイズ」と例えた。そしてそのノイズは絶対に必要なものである、と。なぜなら、それは、自分が今どこにいるのかを指し示す指標だから、と

これは『リコメンデーションに従え』だなあ
レビュー/書評を読んで何かを決めるのは、価値判断のアウトソースの一種なので、程々にしたほうがいいとは思う。
本を読んだ後に、さらに自分で価値を判断する機会はもちろんあるんだけど。
本屋大賞のトップ5を上から順に読むだけのやつを俺は本好きとは認めない! みたいな、オタク精神の話に近づきつつある
それはお前、自分の判断の軸ってのがあまりにも無さすぎない? という不満
レアグルーブを見つける奴が偉いという価値観
けど Amazon のレビューは良く見ているな
実際の本屋ではそんなにレビューって見ていない
というか近所に一般人のレビューなんて存在していないので、見ようがない
朝日新聞の書評とかは切り抜きが置かれてたりするけれど
立ち読みはする
本の帯ってだんだん煩くなっているような気もする
あれはレビューの代わりなのかもしれない
この本はこの人が評価してますよ、みたいな
泣ける映画! みたいなのに「うわぁ...」と思う感じ
泣くかどうかは自分が決めることだし、そういう特定の感情をトリガーするために映画館にいくわけではないんですが...
食べログどのくらい見るのか問題