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NVCのプロセス
> 自分の内面を見せずにすませる事務的なコミュニケーション方法を早い内から身につけてしまった。 人を分析する行為は、自分が必要としていることや価値観の訴えである。
>第1の要素は、状況を観察することだ。人がいったことやしたことが、わたしたちの人生の豊かさにどう影響しているか。それを判断や評価をまじえずに述べるのがコツだ。つまり、好き嫌いは別にして、ある人がしていることをシンプルに述べるだけ。第2の要素は、相手の行動を観察したとき、自分がどう感じるかを述べる。傷ついている、怯えている、わくわくしている、おもしろがっている、いらだっているなどと。そして、自分が何を必要としているから、そのような感情が生み出されているのか、を明確にする。それが第3の要素だ。NVCにおいて、自分の状態を明確にそして率直に表現するとは、この3つの要素を自覚することである。
>フェリックス、まるめた靴下がコーヒーテーブルの下にふたつ、テレビの脇に3つもあると、お母さんはいらいらしてしまうの。みんなで使う部屋はもっと片づいた状態にしておきたいわ」 そして、すかさず4つ目の要素を加える──非常に具体的な要求を。「脱いだ靴下は、あなたの部屋か洗濯機に入れておいてくれないかしら?」。この4つ目の要素は、相手に対する具体的な要求だ。それも、わたしたちの人生を豊かに、そしてすばらしくするための要求だ。
NVC4つの要素
NVCのプロセス
>そうした感情を生み出している、価値、願望、「必要としていること」
NVCの二つのパート
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自分へのプロセス
>自らを責めたり評価したりせずに「自分がどうであるか」を明確に表現する。
>自らの人生の質を左右する具体的な行動を観察(評価をまじえずに見たり、聞いたり、記録したり、思い起こしたり)する。 「私が…を見るとき、聞くとき」
>自分は、観察した事柄に対してどんな感情(考えというより心の動きや感覚)を抱いているか。 「わたしは…と感じている」
>そうした感情を抱くのは、自分が何を必要としているからか、どんな価値(好みや具体的な行動よりも)を重んじているからか。 「なぜなら、私は…を必要としているから」 「なぜなら、私は…を重んじているから」
>自分の人生を豊かにするための要求(強要ではなく)を明確にする。
>自分がしてほしい具体的な行動は何か。 「…していただけませんか」
相手へのプロセス
>非難や評価をまじえずに「相手がどうであるか」を共感をもって受けとめる。
>相手の人生を左右する具体的な行動を観察(評価を交えずに見たり、聞いたり、記憶したり、想像したり)する。 「あなたが…を見るとき、聞くとき」(相手に共感を提供する場合は、省くこともある)
>相手は、観察した事柄に対してどんな感情(考えというより心の動きや感覚)を抱いているか。 「あなたは…と感じている」
>そうした感情を抱くのは、相手が何を必要としているからか、どんな価値(好みや具体的な行動よりも)を重んじている。 「なぜなら、あなたは…を必要としているから」 「なぜなら、あなたは…を重んじているから」
>相手の人生を豊かにするための要求(強要ではなく)を共感をもって受けとめる。
>相手が望んでいる具体的な行動は何か。 「あなたは…をしてほしいのですか?」(相手に共感を提供する場合は、省くこともある)
出典