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定義と用語
definition / term

効果的な意味ネットワークの形成に不可欠な行為

基本的な言葉ほど定義が難しい
労働の構造、機能、発生
労働はなぜ存在するのか、どのように発生するのか

ほかの人が生きていく方法があるにもかかわらず、なぜ労働が選択されるのか

様々な定義の定義
>ある概念内容・語義や処理手続をはっきりと定めること。それを述べたもの。
岩波国語辞典

>定義(ていぎ)は、一般にコミュニケーションを円滑に行うために、ある言葉の正確な意味や用法について、人々の間で共通認識を抱くために行われる作業。

>法律や科学の世界では、どの人も正確に同一のことが考えられるようにするために、特定の単語と特定の概念とが一対一になるように約束した上で、特定の単語を使う習慣がある。この時この約束を「定義」(definition)と言い、定義された単語のことを「用語」(term)と言う。

読者の利用可能性が含まれていないのかもしれない。

定義の質の善し悪し
例「コンテキスト」 #コンテキスト
良い
>有機体に対し、次に行うべき選択の選択肢群がどれであるかを告げる出来事すべてに対する集合的総称である。
悪い
>「文脈」や「前後関係」のこと

一つの語に複数の定義
定義はある観点によって作られる。スイカは東京青果市場の定義では果物だが、農林水産省の定義では野菜である。東京青果市場の定義は間食か食事かで分けている。農林水産省の定義では木になる果実か、草の葉や実かで分けている。

表現の質
最近類と種差

定義の種類
1.同義語による定義
循環している
信頼とは頼むこと -> 頼むとは信頼すること
ポケット辞書に多い
表題と題目

2.分類による定義
図書分類法が該当する
イメージはつかない

3.列挙による定義
関東は「群馬、栃木、茨城、千葉、埼玉、東京、神奈川」
収束することなく、ほかの言葉との重複を気にすることなく、ひたすら並べる表現がありがち
「愛とは相手に寄り添うことである…。愛とは…」
この世界でこの説明だけがその現象に当てはまるといいきれるか

4.外在的世界の事物を例示する定義
写真などを用いて言葉の対象を示す定義
抽象は定義できない

5.操作的定義
外在的に体験できる方法を示す
レシピが相当する

6.集合
たまは猫である(たまという呼び名の猫は、猫の部分集合)

7. しくみ、はたらき、なりたち(構造・機能・発生)による説明

1-6は『言語力』から




<数字>:: = 0|1|2|3|4|5|6|7|8|9


事例
“解凍”と呼ぶのはおっさんだけ? Twitterで“解凍”派と“展開”派の争いが勃発

どこがどう違うのか…「滅菌」「殺菌」「除菌」「抗菌」などの用語