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LSI-11

LSI-11
> ここに紹介するのは、モジュール番号M8186、モデル番号KDF11-AA、LSI-11/23 CPUという製品です。22.8 cm×13.2 cmの基板上に中心的な働きをする3個のMOS LSIが搭載され、さらにバッファや周辺回路のサポートに約50個のICが実装されています。中心となるLSIのチップセットはF11と呼ばれ、データチップのDC302、コントロールチップのDC303、メモリ管理ユニット(MMU)のDC304から構成されます。オプションで浮動小数点演算命令をサポートするマイクロプログラムROMも搭載できます。これらはDECの独自開発で、LSI-11とLSI-11/2の後継として1979年3月に発表されました。
1979
> PDP-11/23 - 第2世代のLSI (F-11) を使用。初期のユニットのメモリ容量は 248Kバイトだが、後に 4Mバイトまでサポートするようになった。
> 1975年2月に登場した LSI-11 (PDP-11/03) は大規模集積回路を使用した最初のPDP-11である。
1975
> 製品名 ミニコンピューター PDP-11/23 型式 MNC11/DECLAB23 製造会社 Digital Equipment Corporation 製造年 1981 説明文 DEC社のヒット作PDP11のLSI版。2台のハードディスクの上にCPUが置かれている。価格は912万9000円。
砂原秀樹 による記事
> それからしばらくして、学内の複数のPDP-11 (正確にはLSI-11/23)に7th EditionのUNIXがインストールされ、実験等で触れたのが最初のUNIX体験であった. 4年になって相磯・所研究室に配属されその春の研究室研修ではじめてそこで本格的にUNIXとCを学んだのである. このとき指導してくれたのが当時博士課程の学生であった村井であり、村井とのつきあいはそれ以来になる.
1981~1982 慶應義塾大学 SFC にて複数の LSI-11/23UNIX 7th Edition がインストールされた