> 教祖に対する狂信的な崇拝や、ブランド商品に対する盲目的な崇拝などは、それの根拠となる霊力の有無や品質の高低とは関係なく、崇拝する側の人々の劣等感やルサンチマンから構築されてくるひとつのイデオロギーなのであり、われわれに必要なのは、その構造を見抜くことができる明噺さなのである。(p104)