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Linked Data
これ何、一言で?
Web上のデータを繋ぐことで、新しい価値を生み出そうという試み。
Webの創始者Tim Berners Lee氏が提唱

RDFを使ったデータのウェブ


従来のウェブと何が違うの?
Linked Dataの基本的な技術要素は、HTTP/URIといった現在のWebと同様だが、以下の点が違う。
RDFと呼ばれる構造化されたフォーマアットでデータを記述する
URIは文書単位ではなく、「モノ」単位にふられ、データ構造は、url-属性名-属性値の組みで表現される。

この例の場合、以下のように表現される
属性名: ジャンル -> http://ja.dbpedia.org/ontology/genre
このリンクは、自分の作成したデータだけでなく、他の人が作成した異なるデータにも貼ることができる
そのため、Linded Dataで記述されたデータは、データの種別を超えた巨大なネットワークになる



違いはわかったけど、従来のWebにどんな課題があったの?
従来のHTMLベースのWebは、構造化されていない。
そして、異なるスキーマのため、複数ソースのデータを統合するのが大変

その結果、例えば、「ホイコーローを作ろう」と思った時こうなってしまう。


欲しいレシピは、アレルギーなく、辛くなく、甘口で子供も食べれるレシピだけど...
サイトごとに書式が違うため、比べるのが大変。検索するのに長時間かかる。

でも、もし、データを使ったWebであれば
複数ソースの統合ができ (構造化され、決まったフォーマットだから)
関連文書の検索が簡単になる (データにURIがついているから)
一発検索できるようになる


RDFを使ったデータのWebは、どうやるの?


データの探し方
SPARQLという問い合わせ言語を使う
SQLに似ている

事例
日本においても、Linked dataの普及に向けた活動が行われている。
例えば、国立情報学研究所では、LODACというプロジェクトを通じて、美術館・博物館情報や地理情報などの学術リソースをLinked dataとして提供している。
また、国立国会図書館では、書誌データや典拠データ、震災関連データなどをLinked dataとして公開している。