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Arcブラウザの考察

疑問
私たちは、どのようにArcブラウザと向き合うべきなのか?
PARAの法則を実践する上で、どのように対処すべきなのか?
Cosense(旧: Scrapbox)という強力なツール、NotionObsidianなどのツールとの関係性をどう保てば良いのか?


Arcブラウザが解決した本質的な課題
Arcブラウザはさまざまな魅力的な機能があるが、このサービスの存在価値を一言でと聞かれたら、こうなる。
タブたまりすぎ問題を解決したこと
CODEメソッド のうち、CODの3つを同時に実現させた。
C: 収集で、タブにピン留めをできることで、Read it Later (あとで読む)を可能にさせた
O: 整理で、フォルダの階層構造を作りスペースを移動することによって、PARAの法則を実践できるようになった
D: 抽出で、NoteやEasel機能を使って、ブラウザ上にメモやスクリーンショットなど、コメントを残せるようになった

私たちは本来、明確な検索意図を持って、能動的な情報入手を目的に、ブラウザを使う。
情報検索とは、発散する活動である
インターネットはネットワーク構造を持っているため、Aを調べていたらBへBを調べたらCへというように、リンクをたどりさまざまな場所へいざなわれてしまう
その結果、タブが上部に溜まりすぎる問題が発生する

この課題を解決するために、ブックマークへ保存するという手法がよく用いられる
上部にたくさんのタブが展開されると、どの情報が優先事項が高いかがわからなくなる。そこで、ブックマークに入れればあとで見返したい(Read later)時に、そこから探すというアクションが取れる
しかし、本来、ネットワークの構造を持つWeb情報と、ブックマークのフォルダで管理する階層構造は相性が悪い
結局フォルダを使わなくなったり、どのフォルダに入れるべきかの判断で面倒になり、疲れてやらなくなってくる
また、O: 整理の問題だけでなく、 D: 抽出で、ブラウザを使ってアクセスした情報をどこにまとめるかに悩む

Arcはこれらの問題を、エレガントに解決した
C: 収集の課題
Arcのタブは、デフォルトでは12時間経つと勝手に消える仕様(変更可能)になっている
そのため何もしなければ、タブが消えゆく仕組みなので、Chromeのように残りすぎることもおこらない
どうしても消えて欲しくない時は、以下の操作で簡単に、ピン留め(or お気に入り)ができる
上の画像のように、あとで読みたいときは、ただ上にドロップするだけで可能となる
このような機能により、Read it Later(あとで読む)を可能にさせた

O: 整理の課題
Arcでは、フォルダを作って階層構造を作って、親子関係で情報を保持することができる
そのため、従来のPCと同じようなフォルダによる管理を、ブラウザ上で簡単に実現できる
また、スペース機能により、シーンごとに合わせた使い分けができる
これにより、PARAの法則を実現できる

さらに、超整理法押出しファイリングを使えば、より時間軸を意識した情報整理ができる。
> 新しく作った封筒は左端に入れる。
>  使った封筒は、もとの位置に戻すのではなく、左端に入れる
つまり、緊急度の高いプロジェクトのフォルダを、下(ピン留め最下部)から順番に配置する。
新しく調べたTabも、フォルダにしまう時は、下から順に入れる。
これをやることで、人間の脳のメンタルモデルに近い管理となる。
つまり、脳は、真新しい情報や直前にインプットした情報に、注意をひかれるようにできているが
この仕組みを自然と構築ができることで、情報整理における精神的コストと時間的コストを大幅に節約できる。


D: 抽出の課題
Arcブラウザは、NoteやEasel機能を使って、ブラウザ上にメモやスクリーンショットなど、コメントを残せるようになった
これにより、その情報を見たときにどんなことを考えたかなどの、抽出を行えるようになった
一例だが、自分の場合は、Udemyを見た時にその直下にNoteを作って、動画を見た時の感想をそのまま記載している
ブラウザなのに、Notionのようにメモを残せたり、FigmaやMiroのようなコメントや画像、図形などを追加できるというわけだ

Arcブラウザが解決できていない課題
適切なフォルダに割り振れなかったり、不適切なスペースに情報が残ってしまったり。
ただこれは、緊急性というのは常に変わるから、絶えずシステム全体が再編成の対象となるからしょうがない。
消えて欲しくないがために多くをタブに保存するため、メモリが肥大化して重くなったり見辛くなってしまっている。
2024年1月18日のArcのアップデートにより、background Tabのリソース使用量が減少した。



考えてきたこと



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