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生成AIとGPTsとAIエージェントの関係

生成AIの特徴
生成AIは超優秀な、入社したばかりの新人、と例えられる。
300万冊分の書籍に相当する知識を持つが、入社したばかりなので、右も左も分からない状態
タスクを実行するよう指示するときは、手順を説明したり、具体的な指示を出す必要がある。
そして対話を通じて、教育コストをかけて成長させたのに、基本その状態は引き継ぎされない。(転職されてしまう)

コストをかけて育てたのであれば、ずっとそばに置いて働いてほしいと誰もが考えるだろう。

GPTsの特徴
GPTsは、それを可能にする。
GPTsの本質的な価値にある通り、教育コスト(形式知)を固定化できるのだ。
つまり、GPTsを一度採用してしまえば、ずっと自分の社員として即戦力として働いてくれる。

それだけでなく、このGPTsの3つの特徴のように、新人レベルを超越した機能を持つ。
様々な知識を吸収する(GPTsのKnowledge機能)
会社外へ営業して連携しようとする (GPTsのActions機能)
自分で足りない知識を検索する(Web Browsing)
口を動かすだけでなく、きちんと実行までしてくれる(Advanced Data Analysis)

つまりは、GPTsは、すでに教育がされ様々な実行能力を持った、忠誠心が高い人物といえよう。
比喩を使うなら、ベテラン社員といったところか。


AIエージェントの特徴
では、AIエージェントはどうだろうか?

エージェントとは、与えられたタスクについて、何をすべきか自律的に考えて実行してくれるというもの。

GPTsChatGPTもある意味、エージェントといえるかもしれない。
〇〇して、というだけで、Web Browsingとか分析とかしてくれるから。
ただ、高度なプロンプトが必要だったり、複雑すぎる業務をこなすことはできないため、ドラえもんのようなものをAIエージェントと呼ぶとすると、これらはAIアシスタントといったほうが無難だろう。
2024年夏頃にAIエージェント機能の実装を予定しているということもあり、この主張を裏付けると思われる。

話を戻すと、AIエージェントとは簡単な指示をするだけで、自ら判断して複雑な業務を実行してくれる頼もしい存在
新人に指示する時のように、細かく指示を出す必要はないので楽である。

これは、ベテランの幹部クラスのCXOと表現できる。


まとめ
通常の生成AI
入社したばかりの超優秀な新入社員
GPTs
ベテラン社員
AIエージェント
ベテランの幹部クラスのCXO