トップダウン思考とボトムアップ思考の違い
現在と未来、どちらにフォーカスしているか?
しかし、トップダウンのみで物事を考えてしまうと、時間を道具化してしまい、今日や明日という日を、理想的な未来にたどり着くための単なる通過点とみなしてしまう。
そこで、ボトムアップの考え方を取り入れる。
ボトムアップでは、「今を生きる」ということをただ静かに受け入れる。
ありふれた一瞬一瞬に、もっと注意を払うようになる。
リンクを巡らせ思考を結びつけることで、すでにある人生に深く潜り込み日常の内側に新しさを見つけることができる。
つまり、普段の2倍の解像度で人生を経験でき、同じ時間でも、2倍長く続いたように記憶される。
自分が成長する過程を楽しみ、達成感を味わい、じっくり時間をかけて物事に取り組むことができる。
タスクを処理するときの違い
トップダウン型
先に目標をたてて、その目標を達成するために何をすべきかを考えて実行する、というやり方が好きな人
ボトムアップ型
目の前のおもしろそうなことに飛びついて、とにかくやってみるうちに意味を見つけていく、というやり方が好きな人
仕事では、とりあえずすぐに手を動かし始め、仕事を進めていきながら状況に応して方針を決めていくやり方になる
緊急性と重要性は?
緊急でかつ重要な仕事
トップダウン型
緊急でないが重要な仕事
ボトムアップ型
インクリメンタル仕事術
ザイガニック効果
習慣化
順算思考
Spaced Repetition
主導権を握るのはどちらか?
トップダウンの場合は、トップが主役となってリードする。
ボトムアップの場合は、ボトム、つまり1つ1つの個が主役となってリードする。
枠やルールは、いつ存在するのか?
トップダウンの場合、最初からきっちり存在する
ボトムアップの場合、最初はなく、後から出来上がる。
完成するのか?それともしないのか?
完成するものとしては、以下の通り
期限が決まっているプロジェクト
仕事
家事
これらは、明確にトップダウンで管理することで、
完成という概念はなく、ずっと育てていくものとしては、以下の通り
アスリート
趣味
これらは、決して慌てて最初から完全なものを目指す必要はない。
一生が勉強で、
PARAの法則では、Areaの責任領域がまさにこれにあたる。
結果だけではなく、取り組んでいる(プロセス)ことに幸福感を感じ、自分自身の成長過程を楽しむ。
ボトムアップではじまたことに対しては、さまざまなアイデアや試行錯誤を加えながら、ワインのように熟成させていく。
自分で作るのか、ルールに則るのか?
デジタルノートの性質
トップダウン方式で,アプリに備わっている構造を利用していくのか。(ex:
Notion)
AIによって代替されるか?
緊急性のある、完成という概念がある仕事は、AIに代替される
特に、緊急性のある重要でない仕事 = ルーチンワークは、顕著
緊急性のある重要な仕事も、AIの性能向上により、どんどんかける時間が減ってきている
緊急性のない、重要な仕事
これは、AIに代替されない。
人間が人間らしくいるために、とても大事な領域。
時は金なり
これが表す部分に、A Iは生きてくる
ニューヨークと日本庭園
ニューヨークの通りでは、私はスピードウォーカーです。
でも日本庭園では、スピードは消えます。時間とお金の関連性は失われるのです。