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2020年10月7日のDiscord APIの仕様変更
DiscordのAPIから送信される情報が制限されるようになる
Gateway Intentsのうちセンシティブな情報を扱うものが特権(PRIVILEGED)としてマークされアクセスを制限される
これらの情報にアクセスするためにはボット管理者がDeveloper PortalからPrivileged Intentsを有効化する必要がある
現在は Gateway Intents の指定は任意だが10月7日以降必須となる
10月7日以前では指定しない場合特権Intentを含むすべてのGateway Intentsが有効
この仕様変更によって影響する処理などについては Presence IntentおよびServer Members Intentが影響する処理 を参照
gateway v6においては10月27日に適用された

特権としてマークされる Intent は以下の2つ
GUILD_PRESENCES
Presence の更新イベント
client.on('presenceUpdate', ...)
Presence を取得する場合には必要 (しない場合は不要)
FetchMembersOptions#withPresence を true に設定して guild.members.fetch(FetchMembersOptions) する場合などが該当
GUILD_MEMBERS
サーバーへメンバーが参加した
client.on('guildMemberAdd', ...) などが該当
メンバーの情報が更新された
ユーザーネームの変更
ニックネームの変更
アイコンの変更
client.on('guildMemberUpdate', ...) などが該当
サーバーからメンバーが退出した
client.on('guildMemberRemove', ...) などが該当
この中でもすべてのメンバーの情報を要求する操作 (query = '', limit = 0 <= n) に必要
guild.members.fetch() などが該当
ただし、自分自身のニックネームの変更などのイベントはこの Intent を指定しなくても受け取れる