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自分はなんのためにScrapboxを使っているのか
/shokai/承認欲求の刺激につながる機能を全て排除するを見て、自分のScrapboxの使い方は明らかに作った側の想定から少し外れてしまっていると感じたので、そこら辺を整理するためにメモ

基本的に自分は知見をまとめるためにScrapboxのエントリを立てていて、半分ブログのような使い方をしている
理由としては、
投稿ボタンを押さずして公開される
下書きのまま眠らせる癖がある
ブログが苦手
wipの免罪符
Qiitaでは咎められるような中途半端な記事でもよい
tl;drで解決してない旨を示すのが望ましい、というか絶対やるべき
検索から来て読みに来た人の時間を無駄に消費させたくない
インデックステキストの時点で解決してないことを理解させたい
もう半分は完全に自分用のメモ
結構な割合で後から見直してそうだったわと思い出せるので効率がいい
コマンドとか使い方とかセットアップとか

で、一番理想の使い方から離れていると思ったのがCaramelize。Webアプリとしてはかなり重い系統にはいるScrapboxから記事を分離することで、閲覧側の負担を減らすというのが名目上の目的
あとは
上の記事で承認欲求を掻き立てるものとして全否定されている、Google Analyticsの導入によるエンゲージメントの測定
GAはほぼ見てないけど、ウェブマスターツールのクリック流入はサマリーメールきたら一瞥はしている
SSRによるSEO、ロード速度の最適化
といった、明らかに「ブログをリーチして見てもらう」ための工夫を行なっている。
自分はこれ以外にブログなどは進行形で特に運用しておらず、せっかく書いた知見が埋もれるのを避けたいだとか、そう言った理由はある
が、明らかにScrapbox側のAPIの食い合わせが悪いし、ロード速度も外部APIへのアクセスを一度行う必要がある都合でそんなに早くない
かといってメンテナンスコストはまだしも運用コストは特にかからず、放置するだけで別形態で閲覧可能になるので、特段潰す理由もない

落とし所としては単純で、自分はScrapboxを下書きのないnot WYSIWYGブログツールとして用いているだけ、ということ
性格上永遠に下書きに眠らない方が都合がいい、即反映
WYSIWYGが嫌い
結局のところこの二つを最重要視している都合でこのツールを選んでいるだけで、別に制作側の意図に全同意する必要ないのであった
Scrapboxに限らずツールなんてみんなそう、作る側の意図に完全に同意し続ける必要はない
不和、わだかまりみたいなのはこうして生じるけど、こうやって自己正当化してでも使い続けるメリットが感じられる・代替がないのであれば留まり続ける
ほとんどのケースにおいてツールは開発者の想定通りに使った方がパフォーマンスが出るはずだが、無理して合わせる必要はない
意外な方面から新しい良い使い方が出るケースもある
まあ承認欲求は人をバカにするというのには完全に同意しますが…