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アドラー+ドラッカーと、グッドバイブスと、ドラッカーと
今回は、最近読み終えた本3冊について。


アドラーについての本と、最近はドラッカーの本もよく読むようになり、その両者の共通点についても書かれていそうな本書を手に取り、読んでみたのが本書。
内容としては、アドラーやドラッカーの教えを汲みつつも、参考にしつつも、著者の考える強みのマネジメントについて、「人生のフィードバックループ」についての話がメインとなる本でした。
そのループを回す中で必要になるのが、強みに注目しさらに伸ばすことであったり、自分のライフスタイルを理解することであったりについて述べられていきます。前者はドラッカーの教えを、後者はアドラーの教えを引用しながら、より詳細な解説に踏み込んでいく、というもの。
アドラー・ドラッカーの一つの実践応用例、ともいえそうです。


初めから終わりまで、一冊の本全体を通して「グッドバイブス」の理論が連なっていきます。一冊かけて理論のストーリーを紡いでいった本になっています。
本書はずっと気になっていたので、ようやく読むことができました。それは、「グッドモーニングバイブス」を聴いていたためです。
聴いていて、アドラー心理学との共通点を感じていたので、実際本にはどういったことが書かれているのか興味がありました。
本書に出てくる「ひとつ意識」はアドラー心理学でいう「共同体感覚」と似てると感じましたし、意味づけの話はライフスタイルと呼応するように思いました。向いてる方向は同じてあるかも、という感じ。
1冊かけてグッドバイブスについての話を展開していくので、読めば読むほど理解は深まる気がします。


「経営者の条件」を再再読し、章ごとの読書メモを作成しています。何度か読んでいるものの、今回が最も書かれている文章に圧倒されています。
ドラッカーの言葉は、一つ一つがすごい。端的に物事の本質をついていて、明快です。ただ、一つ一つの文章が直球すぎて、のほほんと読んでいるとさらっと通り過ぎていってしまう。その直球の一つ一つがすごい球であることを見逃してしまう。
今回の再読のきっかけは、オーディオブックでした。経営者の条件を耳で聞くと、やっと一文一文が一度ちゃんと理解していきながら進んでいった方がいいことがやっとわかったんです。オーディオブックなので、立ち止まって聞き返すことはしませんでしたが、もう一度読み返してみたほうがいいことはわかりました。で、今じっくり時間をかけてノートにまとめていっているところ。
そうして、自分の理解を引き上げている最中です。

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今回は、最近読み終えた本3冊について書いてみました。ほんとは1冊1冊じっくり書きたいところですが、それができない時には、せめてこうやって1冊1冊についてそこから得たことなどを残していきたいなと思います。

では、お読みいただきありがとうございました。