予測符号化理論

認知ロボティクスの講義
予測(出力)と感覚(入力)との誤差(
予測誤差)を算出
予測誤差を、その時の感覚入力自体の
不確実性(信頼度みたいな?)で重み付け
その時の
感覚入力が確実な場合ほど、予測誤差を重く扱う
学習・知覚・行動は、重み付けされた予測誤差を最小化するものとする
誤差を小さくするために、「意図」を変えて、行動を変更する
認知ロボティクスはそういった人間の認知のモデルを、身体付きで試して仮説検証することを目指している
予測誤差最小化に基づいて、「意図」を表す入力を変えていく
ポイント: 予測誤差最小化という単純な原理によって、ロボット間の協調等の複雑な動きができた
そうすると、予測誤差に不自然な重み付けがされる
不確実性が過少の場合
誤差が本来より大きく評価される
よって、本当は変わる必要がない「意図」が変更され、異常行動に繋がる
不確実性が過大の場合
誤差が本来より小さく評価される
よって、環境が変わっても誤差が大きくならず、意図の切り替えが生じず、異常行動に繋がる
結果、実世界でも見られるような精神医学?的な法則がロボットの動きでも見れた