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記憶


心理学において(cmanのうろ覚えと理解+『ヒルガードの心理学』第8章)
記憶は、符号化貯蔵検索という段階を踏む。
符号化段階では、記憶に入れ込むための準備が行われる
符号化は記銘とも呼ばれる。
記銘は符号化して貯蔵へ行く動きだったきもするcman
貯蔵は、記憶に保持する段階である
いわゆる、「覚える」とかそういうの
検索は、記憶から取り出す段階である
いわゆる「思い出す」という行為のこと
記憶は、感覚記憶短期記憶長期記憶の順に転送される
感覚記憶とは、感覚器官によって得られたすべての情報を貯蔵する貯蔵庫である。
視覚では数百ミリ秒、聴覚では数秒を超えると減衰する、一時的なものである
感覚記憶のうち、注意されたものだけが短期記憶に転送される。
短期記憶とは、意識内に思い浮かべておける情報の貯蔵庫である。
約20秒を超えると短期記憶内の情報は消失、忘却される
リハーサルを行うと消失を免れる
リハーサルや、精緻化を行われた短期記憶内の情報は長期記憶に転送される。
短期記憶内の情報は容易に手に入れられる。
数秒ないしそれ以下の時間で決定を下す/課題を遂行する基盤となる
このような「作業空間」としての「思考における短期記憶の役割」を強調するとき、短期記憶作業記憶と呼ぶ。
作業記憶とは、いわゆるワーキングメモリーのことである。
長期記憶は、私達にとって一般に役立つすべての情報を保存している貯蔵庫である。
情報は精緻化過程を経て、短期記憶から長期記憶に入る。
これまでにわかっている限り、長期記憶の容量は無限大である。
情報は検索過程を経て長期記憶から獲得され、短期記憶に置き戻される。
この置き戻された情報は、短期記憶(≒意識)内で課題の遂行や判断のために操作され、使用される
記憶(長期記憶)は、顕在記憶潜在記憶に分かれる。
顕在記憶は、特定のときと場所で起きた出来事であり、意識的に思い出せる。
一般に、エピソード記憶と呼ばれるものが含まれる。
また、知識などの意味記憶も含まれる。
潜在記憶は、ボールを蹴る、自転車に乗るなど、身体的課題の遂行に必要な様々な種類の情報を無意識に記憶する。
一般に、手続き記憶と呼ばれるものが含まれる。
その他、プライミング条件付けなどが含まれる。