ハウス・ミュージック

ハウス・ミュージックっていうのは、サウンド的には既存のレコードから
サンプリングした音に、
ドラムマシンの4つ打ちを乗せるみたいな音楽なんだけど、定義は結構曖昧なんだよね。
1977年のアメリカ合衆国シカゴで誕生したと言われているんだけど、当時はディスコで、客が踊れるようにDJが出てきて、ソウル系のレコードをかけるみたいな文化があった。ここからレコードのミック始めたDJがいたりして、発展していった。
なんでハウス(家)?っていうと、1977年にそんな文化の流れで、シカゴに「
ウェアハウス」という
ゲイ・ディスコがオープンしたんだね。このディスコがニューヨークからDJを招いてブイブイやってたんだけど、そのDJたちの独特なミックスが、黒人の
ゲイを中心に大人気になったんだね。で、その人気にあやかって、地元のレコード店が「ハウス・ミュージック(ウェアハウス・ミュージック)」と称してDJミックスを販売し始めたのがハウスという名称の始まりと言われているんだね。
80年代から90年代にかけて活発化し、今では
ダンスミュージックの中心ジャンルとして、その一角を担っているんだ。