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エモリレー会場
ルール
一回あたり140文字
テーマと直接関連する表現は避ける
「桜」なら「桜」「桃色」「春」「花」を避けるなど
前回の140文字を読んで感じたエモをつなげて140文字書く
エモの永久機関が完成する
140文字サンプル:○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○
以下本文:
tohukan
朝5時30分、まだ日が昇らないというのに目が覚めてしまった。暖まった毛布の外は極寒でとてもしびれる。何度か目を閉じたがどうも夢に戻ることはできないそうで、諦めて暖かい飲み物を入れることにした。沸かしたお湯を粉へ、マドラーでくるくると廻す。ゆっくりとあがる湯気の先に日が昇り始める。

かりふぁ
ふと口論が聞こえた  調理実習の予行演習   おうちでお料理をしたら指を切っちゃった   ママの魔法で消毒液も痛くないわ    あの日見た灰皿に空きビン    朝、スパイスと共に起こしてくれる背中   母の問いに甘口でって答えるわ    ふたりぼっちの部屋に  すこし湿った畳と柔軟剤 ピンポーン   ママどうしよう 彼が来ちゃった   行ってきます 
かりふぁ改行しました。

フジハラ
ヒラリふわりと舞い降りる。それはまるで生き急いでいる様 地面に降りてしまえば溶けてなくなってしまうのに それを知っているのに懲りもせずにおりてくる。 その儚さに心奪われた 視界いっぱいの 灰色 目前で繰り広げられる 無数の死 静寂の中の 叫び この場所に留まれば、私もその冷たさに溶けてしまえるだろうか

tohukan
遠くで海の波の音が聞こえる。 寒いねって笑う君が手をつなごうとしてきた。 つい、その手を払ってしまった。 ごめんねとさみしそうに笑う君はその行き場を失った手を もじもじと動かしている。 朝日が昇る前の静かな海をいつまでも眺めている。 水平線から日が昇る、もう君は見えない。 太陽が滲み色褪せる。