アンリ・ルソー
>アンリ・ジュリアン・フェリックス・ルソー(Henri Julien Félix Rousseau、1844年5月21日 - 1910年9月2日)は、19世紀末から20世紀初頭にかけて活躍したフランスの素朴派の画家。下手な画家と評されることが多いが、色彩感覚や繊細な表現に優れていた。
ずっとパリの税関職員をしながら
日曜画家として絵を描いており、ルソーの代表作は退職後の50代以後に集中している。
高階秀爾は
『名画を見る眼II』の中で、確かにルソーが素朴派であることは認めつつも、
「夢の世界の創造者」としてルドンや、ゴーギャンや、ムンクなどとともに、世紀末における反自然主義的傾向の代表的画家であったと言わなければならないであろう。」と書いている。
《眠るジプシー女》や《蛇使いの女》、《フットボールする人々》などが有名。
アンリ・ルソー《眠るジプシー女》、1899年、File:Henri Rousseau 010.jpg|Wikimedia Comons
アンリ・ルソー《蛇使いの女》、1907年、File:Henri Rousseau 011.jpg|Wikimedia Comons
アンリ・ルソー《フットボールする人々》、1908年、File:Henri Rousseau - The Football Players.jpg|Wikimedia Comons