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『モナドロジー』の17


>la Perception et ce, qui en dépend
河野与一訳では「表象も表象に依存するものも」と訳されている。
中公クラシックスでは「表象も、表象に依存して動くものも」と訳されている。p8

久住哲
疑問:「表象に依存するもの」とは?
dépendreには「〜に伴う」や「〜のものである」という意味もある
後のところで、考える・感じる・知覚する(sentir)機械の例が出されている
知覚(sentiment)については『モナドロジー』の19で「たんなる表象以上のもの」とされている
これら3つが、おそらく、表象に依存してなされるもの(あるいは表象に属するもの)だろう
要約:表象は部分部分の複合的なメカニックな関係では説明できないよね、という話
これの現代バージョンは、脳のどの部分が反応しているかによって知覚現象を説明するとかかな?
ここらへんはベルクソン脳のイマージュの話と通ずるところがあるきがする(『物質と記憶』

言及