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『モナドロジー』
ライプニッツの著作。


タイトル
タイトルは本来ない。
ライプニッツ自身がつけたものではない

時期
最晩年の著作
ライプニッツ死の二年前(1714年)に書かれた。
出版自体はドイツ語訳の方が先に世に出た。1720年のことである。岩波文庫河野与一訳p202
原文は1840年、『ライプニッツ哲学著作全集』ではじめて公にされた。

執筆経緯
ライプニッツが、自分の哲学のファンであるフランス人(二コラ・レモンフラギエなど)のために書いた。
が、彼らのもとに送られることはなかった
専門知識がある人が読者として想定されている。

内容
彼自身の哲学の原理が書かれている。
文章に1〜90まで番号が振られている。

本文はフランス語で書かれた。

岩波文庫だと『単子論』と訳されている。

参考
ライプニッツ『モナドロジー 形而上学叙説』中公クラシックスp52

その他
岩波文庫『単子論』p185には『一七一四年未發送』という書簡が全文紹介されている。