格納庫が一つも無くても、がれきの掃除は出来る仕組み
「通常の格納庫が一杯で、掃除の指示を出しても格納先が無い」って状況は自動化ディスペンサーで解消できる 掃除するための格納庫を初期コロニーに沢山並べる必要はない。っていうか1つも無くても良い
コロニー初期の、
複製ポッドの近くのエリアはずっと利用するだろう、居住区としての機能に特化した部屋を集中して作るほうがよい
「それじゃ意味ねぇじゃん」と思うかもしれないが、格納する物質の指定に『掃除指示したモノのみ』に絞れるのが重要
常に入れたモノを横に吐き続けるのだから、中身が一杯になることは無い
結果、応用すれば「とりあえず瓦礫の掃除だけは格納庫が足りなくても永久にできる」ような仕組みを作れる
通常のがれき掃除用
ディスペンサーの下に
ボトル空け1回分ぐらいの液体(水など)を張る
それ以外にも液体を通して物体の温度を均一にしておく(熱いなら冷え、冷たいなら温める)効果もある。
その液体が張ってある場所を複製人間が歩くと足が濡れてしまう
床代わりに
空気式ドアを置いて、更に『施錠』で締めておく
こうすることで、足を濡らさなくても通り抜けできるように出来る
ディスペンサーの指定は 『掃除のみ』に必ずチェックを入れて、そこに集めて欲しい物資を指定する
『ディスペンサーが中身を出す瞬間』は複製人間たちは「今使ってる最中だから掃除したの運べないな」と判断する
掃除したものを持ってきたときに、入れとく先がないと判断されないように、ディスペンサーが複数あると安心
ヘドロや汚染土、漂白石などの揮発性を持つ物質用
上の作りでも充分に対策は取れているのだが、「ディスペンサーに入った瞬間から、吐き出した瞬間まで」が少し怪しい
空中に放り出された時や、ディスペンサーが受け取って吐き出す前は気体に晒されているので
そこで、ディスペンサーや放出先の空間ごと更に液体に沈めて気体の放出を防ぐ、やや神経質な作りを紹介する
液体の層が2マスになる分、梯子をかけて足を濡らさなくても通り抜けできる足場を用意する
空間1マスに単一の種類の液体では大量に蓄えることが出来てしまう
上のような場合で、単純に水のみを使うと2200kgぐらい要る
2トンもこれに使うのは流石に水がもったいないし、「水が今足りなくてな……」って状況では作れない
なので、違う種類の液体を混合させて液体の比重で層を作る
画像の例では序盤に特に精製等をしないで済む、よくモップがけでボトルが集まるだろう
塩水 と
水 それぞれボトル空け1回分程度でしっかりプール化できる