generated at
戦場のピアニスト
ネタバレあります

泣いた。映画の名前は聞いたことあるが、ちょっと舐めてたようなところがある。「ピアニストが出てくんねやろ?」みたいな。ピアニスト、出てくるけど、ピアノをほとんど弾かない(弾けない)。ずーーっとひどい迫害、虐殺を受けている。120分ぐらいずっと、淡々と虐殺が描かれていて、最後の10分ぐらいでピアノを弾く。最後にドイツ兵に「なんか弾け」と言われて弾くとこは、史上もっとも心を揺さぶる楽器の演奏シーンだった。セッションブルージャイアントとかと並んでなおそびえ立った。エンドロールもすごい。ピアノのBGM流れるんだけど、本当にどこかで誰かが弾いてるのか、幻聴というか演出としてのBGMなのか、区別がつかなくなるシーンが少なくとも一回あって、虚構と現実の区別がつかなくなる感じはローズマリーの赤ちゃんチャイナタウンと通じるなと思った。

> 『戦場のピアニスト』(せんじょうのピアニスト、原題: The Pianist)は、第二次世界大戦におけるワルシャワを舞台としたフランス・ドイツ・ポーランド・イギリスの合作映画。2002年公開。
> 概要
> ユダヤ系ポーランド人のピアニスト、ウワディスワフ・シュピルマンの体験記を脚色して映像化している。
> カンヌ映画祭では最高賞であるパルムドールを受賞した。アメリカのアカデミー賞では7部門にノミネートされ、うち監督賞、脚色賞、主演男優賞の3部門で受賞した。主演のエイドリアン・ブロディはこの作品でアカデミー主演男優賞を受賞した。

> 原作
> 原作であるノンフィクションは、戦争直後のポーランドにおいて『ある都市の死』(Śmierć miasta)の題名で1946年に刊行された。冷戦下のポーランドでは、主人公シュピルマンを救ったのが旧敵国のドイツ人では好ましくないため、やむなくオーストリア人としたが、ポーランド共産主義政権の手によりすぐ絶版処分となった。以降、1960年代におけるポーランド国内での復刊の試みもポーランド政府による妨害にあい、ポーランド国内外で再版されることはなかった。シュピルマンの息子アンジェイ・シュピルマンが復刊に取り組み、1998年にドイツでドイツ語訳版(ISBN 343018987X)が出版された。イギリスで英訳版(ISBN 057506708X、ISBN 0753808609)が出版されたのは1999年になってからであった。
> 独題は "Das wunderbare Überleben"(奇跡の生存者)、英題は "The Pianist: The extraordinary story of one man's survival in Warsaw, 1939-1945"。
> 日本語は2000年に、佐藤泰一訳が春秋社で刊行され、題名は当初『ザ・ピアニスト―廃墟ワルシャワからの奇跡の生還』(ISBN 4393495217)だったが、2003年の日本での映画公開にあわせて『戦場のピアニスト』に改題再刊(新版2023年、ISBN 439349542X)された。
> なお別の息子クリストファー・スピルマンによる続編的作品『シュピルマンの時計』(小学館、2003年)がある。

> 劇中で演奏されたピアノ曲
> その多くがショパン作曲のものである。
> 夜想曲第20番 嬰ハ短調「レント・コン・グラン・エスプレッシオーネ」 - オープニングと戦争終結後のラジオ局のスタジオで演奏。予告編でも使用されており、作品のテーマ曲となっている。
> 夜想曲第19番 ホ短調 作品72-1
> 夜想曲第13番 ハ短調 作品48-1
> バラード第2番 ヘ長調作品38
> ワルツ第3番 イ短調 作品34-2「華麗なる円舞曲」
> 24の前奏曲 作品28 第4番 ホ短調
> マズルカ第13番 イ短調 作品17-4 - 隠れ家の隣室から聞こえてくる曲。
> バラード第1番 ト短調 作品23 - ホーゼンフェルトに求められての演奏。
> 使用ピアノは「ペレツィーナ」。曲の中盤約4分間は演奏されていない。
> 原作では、ホーゼンフェルトに求められて演奏した曲は、夜想曲第20番。
> アンダンテ・スピアナートと華麗なる大ポロネーズ 変ホ長調 作品22 - エンディングでの演奏。
> 「華麗なる大ポロネーズ」の部分をオーケストラ伴奏で演奏している。使用ピアノは「スタインウェイ」。
> 演奏はいずれもワルシャワ国立フィルハーモニー管弦楽団、ヤーヌシュ・オレイニチャク(ピアノ)、タデウシュ・ストゥルガワ(指揮)。
> なおショパン以外の曲はこれらである。
> ピアノソナタ第14番 嬰ハ短調 作品27-2「月光」(ベートーヴェン) - 廃墟の中のピアノでホーゼンフェルトが演奏していた曲。
> 無伴奏チェロ組曲第1番 ト長調 BWV1007(J.S.バッハ) - ドロタが演奏していた曲。

> ロマン・ポランスキー
> 製作 ロマン・ポランスキー
> 配給 日本の旗 アミューズピクチャーズ
> 公開 フランスの旗 2002年9月25日
> 日本の旗 2003年2月15日
> 上映時間 150分
> 製作国 フランスの旗 フランス
> ドイツの旗 ドイツ
> イギリスの旗 イギリス
> ポーランドの旗 ポーランド
> 言語 英語
> ドイツ語
> ロシア語
> 製作費 $35,000,000
> 興行収入 $120,072,577
> 日本の旗 34億5000万円