マルコムX
Variety オールタイム・ベスト映画にランクインしているので
U-Nextで観た。長かった!結構淡々と、マルコムXの半生を描いている感じで、ドゥ・ザ・ライト・シングに通じるサラッと感、淡々とした感があった。が、ドゥ・ザ・ライト・シングは群像劇なのに対して、本作はマルコムXに明確にフォーカスした作品なので、もうちょっとウェットな演出とかがあったほうがのめりこめて感動も深まるんじゃないかと思った。一方で、この淡々とした感じがいけてるというのもわかる。難しい。3時間20分みたいな時間はちゃんと長くて3時間20分に感じた。あと最初、刑務所に入るまでの展開がちょっとついていけなくて置いてけぼりになってしまった。
スパイク・リーの独特の色気みたいのは不思議で興味深い。
> 『マルコムX』(マルコム エックス、英語: Malcolm X)は、1992年製作・公開のアメリカ合衆国の映画である。スパイク・リー監督。製作はマーヴィン・ワース、スパイク・リー。主演はデンゼル・ワシントン。
> マルコムXが亡くなる2年前から緊密に連絡を取り合った上で執筆されたアレックス・ヘイリーとマルコム・X共著の『マルコムX自伝』をベースにしている。アレックス・ヘイリーはこの映画の製作に関わり、誰よりも完成を心待ちにしていたが完成目前に急逝している。
> 脚色したのは、ジェームズ・ボールドウィンらであり、映画製作が難航している間に彼の名義でシナリオが書籍化されたこともある。その後もこのシナリオはさまざまなライターの手を渡り、その中にはデヴィッド・マメットもいた。本作の映画化にあたり、初期のシナリオを使うことになったが、ボールドウィンの遺族の要望で、彼の名は伏せられた。
> デンゼル・ワシントンはこの映画で第65回アカデミー主演男優賞にノミネートされた(受賞は『セント・オブ・ウーマン/夢の香り』のアル・パチーノ)。
> マルコム・Xは、『ドゥ・ザ・ライト・シング』など、スパイク・リーの監督作品にしばしば登場する。
> 映画の公開に合わせてメイキング本『メイキング オブ マルコムX』(スパイク・リー、ラルフ・ワイリー共著、片岡理智訳、ビクター音楽産業、1993年、ISBN 978-4893890795)も出版された。
> 公開 アメリカ合衆国の旗 1992年11月18日