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ネットワーク

いやーー、教訓的!フェイ・ダナウェイ、またおまえか、難しいぞ!コメディ?笑っていいのか悪いのか、ブラック・コメディ感。視聴率とか、テレビとかラジオで「すうじすうじ」って念仏のように唱えられてる(?)理由がなんとなくわかるような。1976年に風刺されてた情景と、2023年の現状がそんなに変わらなく思えるのがつらいところ。ウェブ業界でも、ARPだのIMPだのCVだのLTVだのエンゲージメントだの、数字に追われたらろくなことにならないでしょう、という感じで演繹できる。Xのエンゲージメントを馬鹿みたいに追い求めた結果によって文字通り殺されてる人たくさんいるでしょう。音楽やSEがエンドロール以外に皆無(劇中劇内での音楽はある)なのがかっこよかった。

> 『ネットワーク』(Network)は、1976年製作のアメリカ映画。シドニー・ルメット監督作品。架空の系列局を舞台に、視聴率に踊らされるテレビ業界人の狂騒を痛烈に風刺する。フェイ・ダナウェイ、ウィリアム・ホールデン、ピーター・フィンチ、ロバート・デュヴァルら実力派俳優たちの競演も話題になった。
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> 概要
> 映画の脚本はテレビ局でドラマ制作の仕事をしていたパディ・チャイエフスキーによって執筆されたものである。チャイエフスキーは彼のテレビ局における同僚で、後に映画のプロデュースを担当することになるハワード・ゴットフリードと共同で映画の企画を練った。脚本の執筆は手間取り、その完成までおよそ2年の歳月を掛けたという。脚本の完成後、チャイエフスキーとゴットフリードは草稿をユナイテッド・アーティスツに持ち込んだ。しかし二人と面会した役員が映画の登場人物の描写に苦情をつけたため、その交渉は決裂した。後に彼らはメトロ・ゴールドウィン・メイヤーと正式な契約を交わすことになるが、その際一度彼らの脚本を没にしたユナイテッド・アーティスツも企画に参加する意思を表明。結局資本金の一部を出資したユナイテッド・アーティスツも映画製作に携わることになった。
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> 映画の監督には、嘗てチャイエフスキーと共にテレビ関係の仕事をしたことのあるシドニー・ルメットが抜擢された。ルメットとチャイエフスキー、ゴットフリードの三人は共同で映画に出演する俳優探しに奔走、その結果フェイ・ダナウェイやウィリアム・ホールデン、ロバート・デュヴァルといった一流のキャストが映画に出演することになった。脚本執筆から映画会社との交渉、キャストの選抜まで尽力したチャイエフスキーが本作品の完成に果たした功績は絶大なものだった。彼は自分の脚本どおりに監督が演出をしているか、役者たちが演技をしているかを確かめるために、毎日撮影現場まで足を運んだという。通例映画のオープニングでは監督や主演したスターの名前が目立つようにクレジットされるものであるが、本作品では原作者としてのチャイエフスキーを尊重して「パディ・チャイエフスキーによるネットワーク」となっている。
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> 映画は1976年11月27日に公開され、興行的にも批評的にも成功を収めた。同年度のアカデミー賞で作品賞を含む10部門にノミネートされ、そのうち主演男優賞、主演女優賞、助演女優賞、脚本賞の4部門で受賞した。映画中で徐々に狂気に蝕まれていくニュースキャスターを演じたピーター・フィンチはノミネート直後に心不全で急死、アカデミー賞史上初の死後受賞となった。映画中の「俺はとんでもなく怒っている。もうこれ以上耐えられない!」(原文:I'm as mad as hell, and I'm not going to take this anymore!)という彼の台詞は、アメリカでは非常に有名なものである。この台詞は、AFIが選出する「アメリカ映画の名セリフベスト100」において19位にランクインしている。

> 配給 ユナイテッド・アーティスツ
> 公開 アメリカ合衆国の旗 1976年11月27日
> 日本の旗 1977年1月29日
> 上映時間 121分
> 製作国 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
> 言語 英語
> 製作費 $3,800,000
> 興行収入 アメリカ合衆国の旗 $26,000,000