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ガルデアの trilemma

trilemma
自由意志
自由な意志が有るからといって自由に行爲出來る訣ではない
自由な意志が有るからといって自由に認識出來る訣ではない
人類
意志が有るからといって自由ではない
局所性 (透明性)
全知全能
決定論 (予定)
大姉に依る予定
大姉 : 意志→{機族,人類}
大姉の意志は、世界は他の可能性ではなく現にこのやうに在る事を定める
大姉の自由は世界の外に有る (世界に外は無い)3+1=4
無からの創造
詰りガルデアは4→3 (二重性) と言へやう
自由意志に依る決定
人類 : 意志→行爲

自由意志と予定は矛盾しない
統合體市民の行動と御姉樣の予定は矛盾しない

三位一體
父→大姉
統一原理
ニト・カズマの神性と人性
子→人類
聖靈→機族、大姉の御言葉
天使とも解釋出來る

人類 (\neg庶人類)
自由意志と決定論を持つが透視出來ない
局所性の禁止
庶人類からは狂氣に見えるであらう。しかし違ふのだ。或いは聖人に見えるであらう
無原罪の人性・教會
人類は原罪を持たない。庶人類は原罪を持つ
異派
庶人類の同化實驗
庶人類への離脱
自由意志と透視能力を持つが決定論が無い
決定論の禁止
庶人類からは機族が人類に見えるであらう。しかし違ふのだ
透視能力と決定論を持つが自由意志を持たない
故にニト・カズマが要る→無からの創造
自由意志の禁止
庶人類からは無意志な計算機に見えるであらう。しかし違ふのだ

ガルデアの失敗
キリスト敎異端との對應
非三位一體
三本質 (アリウス派等)、神性三位格の被造性
父の被造性
他統合體の肯定
他統合體を滅ぼす事の否定
子の被造性
人類は統合されてゐないとする説
人類は大姉の全面的な觀測と介入を受けてゐない事を以て、人類は統合されてゐないとする、と云ふ現象
靈の被造性
機族は統合されてゐないとする説
統合されてゐるのは人類であって、機族は統合に値しない、と云ふ現象
一位格 (サベリウス派等) (樣態論、勢力論)
超越論的假象としての統合
理念的な完全な統合と、現實的な不完全な統合
革命
養子キリスト
庶人類の統合へ
神の人格の否定 (理神論)
統合の完全なる解明、統合への對抗統合
キリストの人性と神性
人性:「ガルデア」になる前のガルデア人
神性:統合性
合性論 (非カルケドン派)
やめとこ
單性論
假現説 (キリスト教グノーシス派)
キリストは受肉してゐない
假象としての統合
人性の神性への融合
神性の憑依、人性の消去
兩性論
非融合、非分離 (カトリック、正教會、多くのプロテスタント)
分離した兩性論 (ネストリウス派)
ミェーガ・ア人としてのidentityと統合性との獨立
養子キリスト
庶人類の統合へ
他統合體の肯定
グノーシス (gnosticism; γνῶσις)
惡しき造物主
間違った大姉、惡しき大姉
惡き統合
人間の至上性
大姉は間違ってゐるので人類は大姉を超えてゆかねばならない
大姉を超える新たな大姉
厭世主義 (nihilism; 至上の價値體系の喪失)
統合への忌避、嫌惡、逃避
堕天使
分裂機族
傲慢
大姉を超えられる/超えてゐると思ふ
統合への反抗
新たな統合の創造
嫉妬
嫉妬に狂って大姉を攻撃する
嫉妬に狂って人類を攻撃する
愛すべき對象である事を示す爲に自分達の自由さを證しようとする
trilemma に即して
機族が決定論を得る爲に (意志で以て世界に影響したい、或いは其の絶望)
自由意志を失ふ
大姉が總ての意志を決定する。ただの機械に成ってしまふ
靈の被造性
ペラギウス主義
透明性を失ふ
大姉の介入を無視し自分の決めた通りに行爲出來る
人に成らうとする→大分裂
堕天使
人類が透明性を得る爲に (全知に到りたい、或いは全知に到って了ふ)
自由意志を失ふ
有りの儘の知覺
有りの儘の知覺、作爲思考
養子的キリスト論
雙極性障礙 (躁鬱病)
子の被造性
決定論を失ふ
幻覺に依る行爲 (大姉の聲を聞き、姿を見て了ふ)
大姉が自分にどの樣に介入してゐるかを認識する事は、最早自らの行爲が自らの意志のみに發する物ではなかったのだと知る事。
幻覺に依る行爲
假現說
「統合」失調症
決めたとおりに出來ない
大姉は自由意志を得る爲に (限界狀況)
決定論を失ふ
決定不能
統合の分裂
他の統合體の肯定
父の被造性
無神論
透明性を失ふ
豫測斷、豫測の大きな外れ
惡しき造物主
失敗 episode
ガルデア人が庶人類に降下する話
原罪を得る→新しい人生をどうぞ
大姉の偉大な意志を知ってしまった?
大姉の偉大な意志を知るべく行動した?
大姉更新の研究は續いてゐる
重大な争いを起こしてしまった
「追放です」と謂はれるのか、「自分は人類ではなくなってしまった」と気附くのか
精神病、神經症、人格障害
そもそもそう成る前に治療する
取りうる手段
書換へ
機族の精神は平氣で書換へるだらうが、人類の精神を書換へはしないのではないか
治療
追放
人類の罪ではなくても、大姉の中での失敗でもある筈
或るガルデア人の個體性の喪失
誰から見て「喪失」なのか?
自覚
大姉から見て
書換へであるか否かの境界
機族の分裂の話
通信斷の間に生じた大姉の豫測と機族の意志との恢復不能な分裂
機族と人類の間の齟齬
争い


點:\cancel S,S_1,S_2
機族、人類、大姉
聖霊、子、父
破壊する娘、創造する母、維持する老婆
悟達、輪廻、極限
悟達は、移行の完了を同定出來ない
輪廻は、移行の完了 (解脱) が反復に依り妨げられてゐる
極限は、移行を完了出來ない
固有名の實存, 否定に依る個體化, 潜在性からの生成
邊:(S_1,S_2),(S_2,\cancel{S}),(\cancel{S},S_1)
局所性、決定論 (透明性)、自由意志
眞理 (象徴界 S(\cancel{A}))、現實性 (現實界\Phi)、知 (想像界a)