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要求エンジニアリング

多分野の協働を必要とする工学で、取得者の領域と供給者の領域とを仲介し、対象とするシステムソフトウェア、又はサービスが満たすようにする要件 (要求事項) を確立し、保守するための工学
要件の発見、抽出、開発、分析、検証、妥当性確認、伝達、文書化、管理に関わるもの
要求エンジニアリングの主たる結果はまとめた要件の集合
定義したシステム、ソフトウェア、又はサービスに関すること
利害関係者間で合意したことを可能にする
現実世界のニーズに対して妥当性を確認している
実装可能であること
設計及びソリューションを検証するための参照を提供するもの
要件の一群は、ひとつ以上の要件仕様書で表現することがある

要求エンジニアリングにおける反復・再帰
システムはしばしば様々なシステム構成レベルから見られるため、対象システム全体だけでなく、下位の詳細なレベルで要件記述を定義・文書化する必要があり得る
システム要件システム要素に割り当てるか分散させることで実現する
要件をシステム要素に割り当てるアクティビティはアーキテクチャ定義プロセスの一部で、システムアーキテクチャの定義と並行に進む
要件とアーキテクチャとの間のトレードオフを解決するため、要件に関する諸プロセスとライフサイクル中の他のプロセス (アーキテクチャや設計など) との間で複数回の反復があってよい
再帰は、複雑さが大きなシステムのエンジニアリングを成功させるための主要な戦略
対象システムの設計で、システム要素の要件を作成し、システム要素の設計で、下位の物理システム要素などの要件を作成する
アーキテクチャの主な目標のひとつは、システムをどのように分割するかを決定すること
どの要件をどのシステム要素に割り当てるのが望ましいかをどのように識別するかを決定すること

要件の情報項目

要件に関するプロセス
要件に関する主要なプロセス
上記 3 つのプロセスの結果、ベースラインとなる要件の集合ができ、それをアーキテクチャ及び設計の各プロセスに流し込んで、要件をシステム要素へと割り当て、分割し、追跡する
ISO/IEC/IEEE 24748-1 の記載を参照
アーキテクチャ及び設計のプロセスは、要件に関する諸プロセスの再帰的な適用を開始させるような要件の割り当てや分割を含む
アーキテクチャプロセスの追加情報は ISO?IEC/IEEE 42020 を参照

参考文献